光岡・ビュート 限定15台で〝ルージュ〟を発売
osaki
光岡自動車は12月18日、主力コンパクトセダンのViewt(ビュート)の特別仕様車「ビュート ルージュ」を15台限定で発売した。
この特別仕様車は、ビュート12 DXをベースとし、車名が示す通り、徹底的に真紅にこだわったモデル。1950年代のアメリカ映画に登場するような容姿端麗で慈悲深く、前向きで博愛の精神を持った女性の凛とした美しさやいきいきとした生命力を、ルージュという象徴的なアイテムに置き換えクルマづくりが進められた。いつまでも美しくありたい女性のために、素材や色合いを厳選して、個々が作り出す人生という美しい物語とともに歩めるクルマに仕立てたという。
やはり最も目を引くのが深く鮮やかな真紅のボディカラー。ルージュレッドを名づけられたボディカラーは最近のクルマには珍しく、メタリックやパールといった光輝性粒子を使わないソリッドカラー(原色)を使用したシンプルで鮮やかな発色で、ルージュ(口紅)の質感を再現した。
また、ボンネットとトランクには、あたかもルージュを使って走り書きしたような初代のロゴマークが配され、ちょっとした遊び心ものぞかせている。
インテリアも専用色で発色の良いスーパーレッドを採用。ビュートの持つクラシカルな内装デザインをより立体的に、美しさといきいきとした生命力があふれる室内空間へと変えた。シートにはルージュの刺繍を施し、また、シートやインパネにはファッションアイテムとして人気の高い「イントレチャート(革の編み込み)」調素材を用いることで、クルマを一つのファッションアイテムとする同社のこだわりがこめられている。インパネ中央にはフラワーポッドを設置し、バラの一輪挿しがボディカラーや内装とリンクするようになっている。
ビュートは1993年に初代モデルが発売された同社の主力車種で、発売から23年を迎えようとするロングセラーモデル(現行は3代目)。セダンタイプのボディには、前後バンパーやフロントグリル、丸型ヘッドライトはすべてメッキタイプ。ルーフからトランクリッドにつながる柔らかな曲線により、クラシカルなセダンの雰囲気を醸し出している。しかも、全ての製作行程は手作業で行なわれ、熟練した職人の技により1台1台が丁寧に作られている。
【希望小売価格(特別仕様車ルージュ)】308万8800円(4WDは324万5400円)
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