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2016/01/18

東京オートサロン2016 大盛況で閉幕

osaki
カーアンドレジャーニュース

今やその規模は世界最大級といわれるカスタムカーの祭典、東京オートサロン2016が1月17日に閉幕。幕張メッセの全館を使用し、史上最大規模て開催され、3日間の会期の来場者は、昨年の30万人を上回る、32万5501名となった。

今年で34回目を迎えるこのイベントには、自動車メーカーはもとよりアフターパーツメーカーやカスタムショップ、自動車関連専門メーカーなどの企業、学校、団体など447社(前回414社)が出展し、880台(同879台)の車両が展示された。

国内自動車メーカーは昨年に続き国内乗用車メーカー全8社が出展したほか、トラックメーカーである日野自動車が5年連続で出展。輸入車インポーターもメルセデス・ベンツや初出展のフォルクスワーゲンなど6社が出展した。

[トヨタ]

TOYOTA GAZOO Racingとして出展し、日本初公開のコンセプトカーFT-1、昨年の東京モーターショーで世界初公開されたS-FRのレース仕様コンセプトカーを展示。さらに、07年から参戦するニュルブルクリンンク24時間耐久レース歴代参戦車両に加え、今年同レースに参戦を予定のクロスオーバーのコンセプトモデル、C‐HR Racingを展示した。

[日産]

GT‐R、セレナ、ノート、エクストレイルのNISMOコンプリートモデルに加え、フランスのファッション・ブランド、ロリータ・レンピカとコラボしたマーチ、ノート、ジュークのカスタマイズカーを展示。ブラックレザー調ルーフラッピング、インテリアにボタン引きのブラックレザーシートを配し、高級感のあるモデルに仕上げた。

[ホンダ]

モデューロや無限によるカスタマイズモデルを数多く並べるとともに、2輪モデル、ワンメイクレース車両、F1やSUPER GT参戦車両を展示して、ホンダのモータースポーツ活動をアピールした。

[マツダ]

ロードスターなど現行モデルのカスタムカーに加え、ロータリースポーツのコンセプト、RX-VISIONやグランツーリスモ6のバーチャルスポーツカー、LM55 ビジョン グランツーリスモを実車化して展示した。

プレスブリーフィングではロードスターのワンメイクレースの内容拡充や、昨年同会場でキックオフしたモータースポーツ挑戦の女性支援の活動内容報告、今年の活動計画を発表。その他、ワンメイクレースの年間表彰などが行なわれた。

[スバル]

STIブランドの活動領域を1台で表現した、STIパフォーマンスコンセプトを日本で初公開。このほか、レヴォーグとXVのSTIコンセプトモデルを出展、走りの愉しさや本物の質感を追求し、STIブランド世界観を織り込み新たな魅力を表現した。

[三菱]

アウトランダーPHEVとデリカD:5の2モデルをベースに、テイストの異なる2タイプのカスタムカーを出展。その一つ、アクティブキャンパーコンセプトは、SUVの遊び心を内外装で表現するとともにオートキャンプにおける快適性と利便性を高めた。もう一つ、アウトドアギアコンセプトは、力強さを強調しながらアウトドア用品のギア感を表現し、ベースモデルが持つ魅力をさらに高めた。

[スズキ]

スズキは、昨年末に発売された注目のアルト ワークスをベースに、2輪MotoGPの参戦マシンを模したアルト ワークス GPをはじめ、ハスラーと昨年の東京モーターショーで世界初公開したイグニスをベースとする3台の参考出品車のほか、純正用品などでドレスアップした車両を多数展示。走りからアウトドアまで幅広いカスタマイズを提案した。

[ダイハツ]

コペンとキャストの新たな魅力を創造するカスタマイズモデルを多数出展。また15日には、コペン・ドレスアワード最優秀作品「コペンアドベンチャー」の実車コンセプトカーがブースでお披露目された。同モデルをデザインした越坂部圭亮さんも出席し、コペンを開発した藤下チーフエンジニアが表彰状と賞金100万円の目録を授与。実車を見た越坂部さんは「特に意識したグリル周りの一体感が再現されていることに感動しました」と喜びを見せていた。

[輸入車]

メルセデス・ベンツ日本、ビー・エム・ダブリュー、ルノー・ジャポン、アウディジャパンなどに加え、フォルクスワーゲングループジャパンが初めて出展。メルセデス・ベンツは〝憧れ〟のメルセデス・ベンツAMGモデルを中心に13台展示したほか、フォルクスワーゲンは今年がスポーツモデルGTIの生誕40周年にあたることから、ゴルフGTIの特別限定車、クラブスポーツが発売されることも発表された。

[クラリオン]

エコとプレミアムサウンドを両立する、フルデジタルサウンドの車載用新型モデルが今年4月、日本、欧州、北米、豪州で同時にリリースすることが発表された。フルデジタルサウンドにはノイズを受けないことや超高速サンプリングの実現、効率の良い駆動方式など数々の特長を持つ。また、会期中はレーシングドライバー、平川亮選手によるトークショーも開催された。

 

屋内の展示以外にも、イベントステージで人気アーティストによるライブが行なわたほか、屋外会場ではラリーカー、D1グランプリ出場車のデモランが行なわれ、ハイパフォーマンスマシンの走りと音に訪れた観客で賑わいを見せていた。

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