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2016/03/22

ホンダ、FCV第一号車を経済産業省に納車

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 ホンダは3月17日、新型燃料電池自動車(FCV)「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」の第一号車を経済産業省に納車し、経済産業大臣 星野 剛士(ほしの つよし)政務官とHonda八郷社長の出席のもと、納車式を行なった。

 納車式で星野政務官は、「CLARITY FUEL CELLに乗り、改めて水素社会実現に向けたHondaの強い情熱を感じた。水素社会実現の主役であるFCVと水素ステーションの普及に向けて、今後もHondaをはじめとする自動車メーカーや水素ステーション事業者など、関係者と密に連携しながら、官民を挙げて取り組みを進めていく」と述べ、今後の方向性を示した。

 CLARITY FUEL CELLは、Honda独創の技術により燃料電池パワートレインの小型化を図り、ボンネット内に搭載することで、セダンタイプのFCVとして世界で初めて15人乗りを実現した。また、一充填走行距離(参考値)を従来比で約30%延ばし、ゼロエミッションビークルで世界トップクラスの約750kmを達成。これにより、毎日の使用からロングドライブまで、日常のクルマとしての実用性が大幅に向上させた。一回あたりの水素充填時間は3分程度と、ガソリン車と変わらない使い勝手も実現している。

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