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2016/04/26

日産自動車、北京モーターショー2016で新型「ティーダ」を中国初公開

osaki
カーアンドレジャーニュース

日産自動車は、北京モーターショー2016にて、新型「ティーダ」を中国で初公開するとともに、新型「マキシマ」を本日より発売し、同国若者の嗜好やライフスタイルに応える商品ラインアップを強化する方針を発表した。

また日産は同ショーにて、中国では初公開となる未来の電気自動車と自動運転を具現化した革新的なコンセプトカー「ニッサンIDSコンセプト」を出展し、同社が掲げる「ゼロ・エミッション」、「ゼロ・フェイタリティ」の実現へ向けた「日産インテリジェント・モビリティ」の考え方を改めて提示。日産は、ルノー・日産アライアンスとして2020年までに、中国を含む世界の主要マーケットで自動運転技術を10モデル以上に採用する計画を発表している。

新型「ティーダ」の中国初披露

新型ティーダは、ダイナミックなVモーショングリルや流線型のボディといった、若者世代が好む外観デザインを採用。さらに前型に比べ、エンジンやトランスミッション、安全性能の改良・強化も図られた。また、室内空間がさらに広くなり、快適性も増している。

同車は、「日産インテリジェント・モビリティ」の3つの領域、「インテリジェント・ドライビング」、「インテリジェント・パワー」、「インテリジェント・インテグレーション」のすべてを具現化したモデル。「インテリジェント・ドライビング」の領域では、「エマージェンシーブレーキ」、「車両逸脱警報」、「後側方車両検知警報」などの安全技術を多数搭載した。また、「インテリジェント・パワー」の領域では、改良されたエクストロニックCVTやアイドリングストップシステムと連動した1.6リッターのHR16DEエンジン搭載により、5.3L/100kmの低燃費を実現。さらに、「インテリジェント・インテグレーション」の領域では、様々な媒体をクルマに接続し、7インチのオーディオディスプレイを活用してインフォテインメントシステムを楽しむことができるなど、高い利便性を実現している。


新型「ティーダ」

新型「マキシマ」の発売

マキシマは、若者をターゲットにした東風日産の「Young Nissan」戦略を体現した主力モデルとして、「マキシマ」は、「エマージェンシーブレーキ」や「後側方車両検知警報」、「車両逸脱警報」、「アラウンドビューモニター」など、「日産インテリジェント・ドライビング」につながる数多くの最先端の安全技術を搭載した。


「マキシマ」

「ニッサンIDSコンセプト」の中国初披露

「ニッサンIDSコンセプト」は、1回の充電で最大550km(NEDCモード)という航続距離を可能とする60 kWhの大容量バッテリーを搭載。スマートフォンやタブレット操作によるリモート駐車(パイロットパーキング)やワイヤレスで充電できる非接触充電などの先進技術により、あらゆる場面での自動運転を実現する。

 


ニッサンIDSコンセプト

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