〝三つの約束〟で将来像を提示 ポルシェ・ジャパン キーノート2016を開催
osaki
今年創立20周年を迎えたポルシェ・ジャパンは7月1日、都内で「キーノート2016」を開催し、同社の将来のあり方と未来像を示すとともに、現在予約受付中の718ケイマンを国内初公開した。
説明に立った七五三木(しめぎ)敏幸社長は「日本でポルシェというクルマは知られているが、それを販売する当社の認知度は低い」とし、認知度向上を図るためにも「お客様の期待を超えた歓びを提供するため、ポルシェブランドへの情熱と革新性を持って、勇敢に挑戦し続ける」ことを使命とし、ポルシェというスポーツカーで日本のユーザーを魅了し続けていきたいと話した。
さらに、この使命を実現するための「三つの約束」も発表。一つ目が、魅力的なポルシェを提供することで、日本の消費を刺激すること。下半期も718ケイマンや新型パナメーラの投入が控えており、ユーザーの期待を超える運転と喜びを提供し、日本経済活性化の一翼を担いたいとした。
二つ目が日本の豊かな環境を守ること。クラシックポルシェの継続的なメンテナンスとパーツを供給し、プラグインハイブリッド(PHEV)の供給拡大と、ゼロエミッションスポーツカー「ミッションE」の近い将来の導入を掲げた。特に、PHEVについては、環境の配慮とポルシェらしいスポーツドライビングを両立したモデルを充実させ、新車販売比率の10%をPHEVにしていく方針を示した。
三つ目は、ユーザーへのスポーツドライビング体験の提供と参加型モータースポーツへの継続的なサポート。これらの活動を通じてスポーツドライビングの楽しさを訴求していく。
「当社をもっと知ってもらい、その上で『商品を通して日本の市場や社会に何を問うているのか』というところまで興味を抱いていただき、我々の今後の施策や商品に共鳴してもらいたい(七五三木社長)」と、今後の展望を語った。
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