カーアンドレジャーニュース > 全日本学生フォーミュラ大会を過去最大規模で開催
2016/07/18

全日本学生フォーミュラ大会を過去最大規模で開催

osaki
カーアンドレジャーニュース

 公益社団法人自動車技術会は9月6日から10日まで、静岡県の小笠山総合運動公園(エコパ、掛川市/袋井市)で「第14回全日本学生フォーミュラ大会」を開催する。

 この大会は、実践的なものづくりの人材育成を目的として2003年にスタート。学生自らモータースポーツ車両のフォーミュラカーを構想・設計・製作・開発を行ない、走行性能やデザイン性、さらには車両のプレゼンテーション、製造コストの算出などを審査し、ものづくりの総合力を競う。

 競技はICV(ガソリンエンジン車)とEV(電気自動車)の2クラス制。共通レギュレーションとして、タイヤをカウルで覆わず、コックピットがオープンな1人乗りとしなければならない。ICVクラスは、排気音量を110dB以下とする610cc以下の4サイクルエンジンを搭載し、EVクラスは、バッテリーの最大電力が連続的に80kWを超えないことや、最大公称作動電圧を600Vとすることがレギュレーションで定められている。

 14回目を迎える今大会は、ICVクラス96チーム、EVクラス13チームの計106チーム(過去最多)がエントリー。海外からは中国やインド、台湾、インドネシア、マレーシアなどから初参加の15チームを含む計31チーム(同)が、過去最大の規模で行なわれる。前回優勝したオーストリアのグラーツ工科大学、EVクラス3連覇中の静岡理工科大学は名古屋大学と合同でエントリーする。

 週刊Car&レジャーについてはこちら→http://www.car-l.co.jp/

Facebookで更新情報をチェック!