スマート・フォーフォーにターボモデルを追加 スマート・フォーツーはカブリオレを含む2種類の限定車を発売
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メルセデス・ベンツ日本は8月3日、コンパクトモデルのスマート・フォーフォーにターボモデルを追加するとともに、2シーターのフォーツーにもターボエンジンを積むオープンモデルとマットカラーを持つ2タイプの限定車を発表した。先代モデルでも高い人気を誇ったカブリオや、高速走行でゆとりのあるターボエンジンの追加により、スマートの魅力がさらに高まった(カブリオは同日より発売、フォーフォーターボモデルは本年9月頃、マットカラーは同10月頃発売予定)。
■新搭載、ターボエンジン
今回発表の3モデルに搭載されるターボエンジンは、直列3気筒0・9㍑エンジンにターボチャージャーを追加したもので、最高出力で19PS、最大トルクで44Nm向上。これにより、最高出力90PS/最大トルク135Nmとなり、より力強くなりスポーティさを高めるとともに、高速道路での走行も快適度が増した。JC08モード燃費は23・1㎞/㍑(マットリミテッド)となっており、高い環境性能も併せ持つターボエンジンである。
トランスミッションはNAモデル同様、6速デュアルクラッチトランスミッション〝ツイナミック〟を搭載。シフトチェンジの際に駆動力が途切れないので、滑らかで快適なドライブフィールを実現する。エコ/スポーツのモード切り替えを持ち、Dレンジではマニュアル操作も可能だ。
■スマート・フォーフォー ターボ
昨年10月、フルモデルチェンジを機に復活した〝4人乗り〟フォーフォーに追加されたターボモデルは、16インチブラックペイントアルミホイールやクロームエグゾーストエンドを備え、スポーティさを際立たせている。パドルシフトやスポーツペダル、コクピットクロック&レブカウンター(タコメーター)など、スポーティな走りをサポートする各種機能や、本革シートやパノラミックルーフなどにより快適なドライビングを実現する。ボディカラーは全8色から選択可能だ。
フォーフォーは、4人乗りといえども全長は約3・5mとコンパクトなボディながらも、リヤにエンジンを搭載し後輪を駆動するRR方式により優れたスペースユーティリティを実現。ゆとりある室内空間に加え185㍑のラゲッジ容量を持ち、さらに後席背もたれを倒すと730㍑までに広がる。
コンパクトであっても、スマートにはメルセデス・ベンツの安全思想が凝縮されている。堅牢な高強度スチール製骨格のトリディオンセーフティセルが、衝突時のボディ変形を防ぎ乗員の生存空間を確保。大型車との衝突テストにおいても優れた結果が得られている。
■スマート・フォーツー カブリオターボリミテッド
初代でも人気の高かったカブリオが限定車で復活。シルバーのトリディオンセーフティセルとフロントグリルに4色(ラリーレッド、イエロー、クリスタルホワイト、ディープブラック)を組み合わせた(各色50台限定)。
ソフトトップのカラーは、ラリーレッドとイエローがブラック、クリスタルホワイトとディープブラックはレッドとなる。クローズ時はイエロー+ブラックやクリスタルホワイト+レッドという大胆な色づかいとなりオープンでも、クローズでも注目されそうだ。
ソフトトップは電動開閉式で、走行速度に関係なく常時開閉可能。インテリアは本革シートに、ターボモデルの特徴ともいえるタコメーターなどの計器類を備えている。
フォーツーは高めのシートポジション、大きなウィンドウにより広い視界を持ち、全長が約2・76m、極めて短いオーバーハング、大きく切れるステアリングにより、最小回転半径は3・3mを実現した。狭い駐車場での取り回しや、狭い道路での方向転換も楽々と行なえる。全高は1545㎜に抑えられ、多くの立体駐車場に対応。シティ・コンパクトの名にふさわしく、街中を縦横無尽に走りそうだ。
■スマート・フォーツー ターボマットリミテッド
このモデルは、ムーンホワイトマットとチタニアグレーマットという2色のマット(艶消し)カラーにより特別感が際立つ。ブラックのトリディオンセーフティセルとフロントグリルをコーディネイトし、各色40色が用意されている。
ターボモデルにふさわしく、16インチブラックペイントアルミホイールと、クロームエグゾーストエンドを装着し、スポーティモデルあることを強調。また、パドルシフト、スポーツペダル、コクピットクロック&レブカウンター、本革シート、パノラミックルーフを備え、スポーティな中にも高級感のあるインテリアに仕上げた。
【希望小売価格】ターボ=256万円[フォーツー限定車]マットリミテッド=241万円(外装色2色・各色40台販売)▽カブリオターボリミテッド=248万円(外装色4色・各色50台販売)
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