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2016/08/19

光岡自動車、ヴェルファイアをベースにした新型霊柩車「ヴェルファイアグランドリムジン」発表

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 光岡自動車は818日、近年多様化する葬儀形態や様式に対応した新型霊柩車「ヴェルファイアグランドリムジン」を発表。22日から発売を開始する。

 ヴェルファイアグランドリムジンは、トヨタの高級ミニバン“ヴェルファイア”をベースに全長を1400㎜延長した存在感のあるバンタイプの洋型霊柩車。広い室内空間は自由なレイアウトが可能となっており、あらゆるユーザーニーズに対応するという。

 この新型車は、同社の誇るオリジナルカー「オロチ」や「ゼロワン」、国産車をベースに架装を施す「ビュート」などと同様に製造・生産を11台職人の手作業によって行われている。車台延長工程では職人自らが部品図を描いて溶接を行い、国内では最大級となる8基の塗装下地ブースと3基の塗装ブースであらゆる板金塗装に対応している。

 終活関連ビジネスにおいて、これまで乗用車メーカーとして公に霊柩車を生産・販売しているメーカーは他になく、同社はアフターサービスとなる補給部品の安定供給や店舗での販売・修理受付まで一貫した体制で、メーカーならではの安心感を提供する。また海外への輸出も開始しており、市場を分析しながら拡販していくという。

 新型霊柩車「ヴェルファイアグランドリムジン」は、8月22日から24日までの3日間、東京ビックサイト(東京都・江東区)で開催される「エンディング産業展2016(ENDEX)」の会場にて、初公開する。

 エンディング産業展2016(ENDEX)は、葬祭・埋葬・供養などの終活に関する設備・機器・サービスの各分野で注目される企業300社が一堂に会する日本最大の専門展示会。 昨年は葬祭業・墓苑・霊園管理者、寺社仏閣の宗教関係者、自治体の生活衛生関連の方々、およそ2万2000人が来場した。

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