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2016/09/09

アストンマーティン・DB11 日本初公開、ハンドメイドと最新技術が融合した〝21世紀のアストンマーティン〟

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 アストンマーティン・ジャパンは8月31日、今年3月に開催されたジュネーブモーターショーでワールドプレミアした最新モデル「DB11」を国内初公開した。

 103年の歴史を持つアストンマーティンではこれまで8万台のクルマが生産されてきたが、その3分の1を占めているのが1950年代に誕生したDBシリーズだ。今回発表されたDB11は2003年に発表されたDB9の後継モデルで、歴代DBのデザインを継承しつつ、使い勝手を向上させた先進装備や新開発エンジンを搭載し、21世紀のアストンマーティンにふさわしいスポーツグランドツアラーだ。


 エクステリアは、ザガートモデルを除いたアストンマーティン最大のフロントグリルをはじめ、貝のように開くフロントヒンジのクラムシェルボンネット、印象的なLEDヘッドライトなど、伝統と新しい要素が巧みに融合したデザインとしている。

(流麗なクーペスタイルと空力性能を両立)


 また、デザインアイコンであるサイドストレーキは、フロントのホイールアーチから空気を排出することでフロントリフトを低下させることに貢献。さらに、Cピラー付近に配置されたエアインテークから取り込んだ空気を、ボディ内部のダクトを介してリヤから排出することでダウンフォースを獲得し、流麗なスタイルと効率的な空力性能を両立している。

 インテリアは、熟練工がハンドメイドで仕上げたクラフトマンシップと、技術パートナーであるダイムラーと協働して開発した最新電装システムを巧みに融合。メーターパネルに車両情報を表示するフルカラー12インチTFT液晶ディスプレイが備わる。操作は、インパネ中央下側の多目的ロータリースイッチ、またはオプションのタッチパッドでコントロールが可能となる。


  搭載するパワートレーンは、新開発されたV型12気筒5・2?ツインターボエンジン(最高出力608PS/最大トルク700Nm)に、パドルシフト付き8速ATを組み合わせ、最高時速322㎞、0‐100㎞加速3・9秒という圧倒的な性能を発揮する。また、エンジンとダンパーを切り替えできる「ダイナミックモード」も搭載され、エンジンとダンパーのそれぞれに「GT」「スポーツ」「スポーツプラス」があり、組み合わせで9通りのセッティングが可能。快適な乗り心地を実現するGTカー、卓越した性能を持つスポーツカー走行など、条件やシーンに合わせた適切な走りが選べる。

【希望小売価格】
2380万円

(新開発のV型12気筒5・2ℓツインターボエンジン)


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