生誕40周年を祝うGTIミーティングジャパンを開催
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フォルクワーゲングループジャパン(VGJ)は9月9日、同社のスポーツモデルの代名詞である「GTI」ブランドの生誕40周年を記念したイベント「GTIミーティングジャパン」を、袖ヶ浦フォレストレースウェイ(千葉県袖ヶ浦市)で開催した。
このイベントは、オーナー同士の交流を深めるだけでなく愛車でのサーキット走行、VW最新のスポーツモデルの体験試乗や、プロドライバーが操るGTIシリーズに同乗するサーキットタクシーなど、〝走り〟を中心にしたコンテンツなどを実施。この日は平日にも関わらず240台、約500人のVWファンが来場し、GTIの40周年を祝福した。
サーキット走行プログラムは、参加者の経験や運転技量に合わせて四つにクラス分けされ、熟練経験者向けにサーキットのフルコースで走行が楽しめる「G」クラス、サーキット経験者だがインストラクターの指導を受けながら楽しむ「T」クラス、サーキット初心者でスムーズに走る運転技量を身につけたいという「I‐Ⅰ」クラスと女性向けの「I‐Ⅱ」と、GTIにちなんクラス分けでそれぞれサーキットランを楽しんだ。
また、適切なシートポジションやステアリング操作などの講習も行なわれ、サーキットを速く走るだけでなく、日常の運転にも活かせる技術が参加者たちに伝えられた。
このほか、ステージショーの時間帯には歴代GTI、40周年記念モデル第2弾の「ゴルフGTIクラブスポーツ」のデモランに加え、GTIにゆかりのあるモータージャーナリストの中谷明彦さんとレーシングドライバーの荒聖治さんによるトークショーも実施。
トークショーに先立ってVGJのティル・シェア代表取締役は「GTIはエンジニアが日々の通常の業務をこなしたあと、趣味的なプロジェクトとして作りあげたものだった」と誕生のいきさつを語るとともに「GTIは世代を重ねるごとに進化を続け、DNAを継承し他車の追随を許さない絶対的なブランドに成長した」とGTIの歴史を交えながら挨拶をした。
クラブスポーツでデモランを行なった中谷さんは「4WDではないのにトラクションがよく掛かり、ハンドルを切った方向に曲がる」とクラブスポーツの完成度の高さを語った。一方、荒さんは「乗った第一印象としてまず何より速い。ノーマルのGTIも速いが、クラブスポーツはサーキットでのアベレージスピードがぐっと上がったと感じた」とGTIの魅力を語った。
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