トヨタは11月22日、マークＸをマイナーチェンジして発売。フロントを中心にデザインを一新するとともに基本性能を熟成、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスＰ」を標準装備し予防安全装備を充実させたほか、新たにスポーツグレードとして２５０ＲＤＳ、３５０ＲＤＳも設定した。

　フロントマスクで、ロアグリルをサイドから包むように張り出した縁取りが強調され、ワイドかつ低く構えたバンパーとロアグリルになり、角度によって表情を変える緻密なデザインのアッパーグリルと、シャープなデザインのヘッドライトにより、ダイナミックな印象をもたらしている。

　インテリアは素材、カラーなど仕様を変えることで、グレードに合わせた室内空間を持つ。ディンプル付本革４本スポーツステアリングホイールやクリアブルーの室内スイッチ照明などにより、洗練されたイメージを演出。スポーツグレードにはパドルシフトやアルミペダル、アルミフットレストが採用された。

　ボディは、スポット打点を追加するなど接合剛性を強化し、前後サスペンションの熟成を図り、操舵時の車両応答性やグリップ感、乗り心地のさらなる質感向上を図った。さらに、優れた操縦安定性とショックの少ない乗り心地を両立するＦＡＤショックアブソーバーも採用された（２５０ＲＤＳ、３５０ＲＤＳを除く２ＷＤ）。

　新グレードは、ヘッドランプをバイビームＬＥＤヘッドランプと、ＬＥＤクリアランスランプ／デイライトを組み合わせた角形６眼タイプとし、精悍さと先進性を演出。リヤのラゲージ＆バンパーロアにスポイラーを装備する。

　インテリアではアルカンターラのシート表皮や、流れる光の波を表現したブロックデコのインテリアパネルを採用するなど、贅沢な大人のスポーツセダンを演出している。
【希望小売価格】［２・５㍑］２６５万６８００円～３４５万２７６０円［３・５㍑］３８５万２００円

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