カーアンドレジャーニュース > 全国ショールーム訪問・関東マツダ・高田馬場店 マツダの世界観を表現したブランドの発信・体験拠点
2016/12/24

全国ショールーム訪問・関東マツダ・高田馬場店 マツダの世界観を表現したブランドの発信・体験拠点

osaki
カーアンドレジャーニュース

 関東マツダ(山口滋己社長)は11月5日、「高田馬場店(東京都新宿区)」をリニューアルオープンした。同店舗は、ブランドの訴求に重点を置いた店舗として、マツダが全国で展開を進める「新世代店舗」のコンセプトに基づいたもの。都内では目黒碑文谷店に続く2店舗目となるブランドの発信・体験拠点として、ユーザーとのさらなる絆づくりに努めていく。

同店舗は、都内有数の幹線道路である明治通り沿いに位置し、近隣には早稲田大学や学習院女子大学など、多くの学校や商業施設が立ち並ぶ。この立地を活かし、道行く人が気軽に立ち寄ってみたくなる空間をめざしてデザインされた。

 店舗のデザインは、マツダのデザイン本部監修のもと、世界的に活躍する広島県出身の建築家・谷尻誠氏と吉田愛氏が担当。一見カーディーラーに見えない外観は黒を基調に、立体的に覆うルーバーによって、マツダのデザインテーマ「魂動」の特徴である曲線の美しさやダイナミックな動きを表現している。

 ショールームの外側にデッキテラスによるオープンスペースを設置。緩やかに沿道とショールームをつなぐことで、道行く人が気軽に立ち寄ってみたくなる空間を演出した。さらに、デッキテラスと店内の間にあるガラス窓は開閉式になっており、天気のよい日などはオープンにすることも可能で、開放感をもたらしている。

 ショールーム内は、黒いフロアとウッドの天井が特徴的。ほかに目が行かず、クルマだけが楽しめるようシンプルなデザインとした。また、車両1台につき10~12個の照明で展示車を照らし、ボディカラーやボディラインを強調。デザイン性や素材感を引き立てる演出が秀逸だ。

 加えて、商談スペースやキッズスペースなどには、グレーの壁を採用。展示スペースと明確に切り分けることで、他の来場者がじっくり展示車を眺めることができるデザインになっているところにも注目してほしい。

 一方で、テラス側の席はインナーテラスと呼ばれ、明るい色使いで開放感を演出。飲み物などを飲みながら気軽にくつろげるスペースとした。インナーテラスと展示車両が並ぶスペースは、それぞれフロアと天井の高さや色遣いを変えることで、差別化を図っている。さらに、ドリンクカウンターでは、イタリアの家電メーカー・デロンギによる研修を受けたスタッフによって、ラテアートが施されたカプチーノ、エスプレッソなどが提供される。

 新店舗について坂本員規店長は「新世代商品に加えて新店舗になったことで、今までマツダに接点がなかったお客様に来店していただくケースが多くなった」と説明し「立派な店舗にあった接客やサービスをしてきたい」と意気込みを語ってくれた。

 今後は、開発陣を招いたトークショーなどのブランドイベントも定期的に開催される予定。新しく生まれ変わった高田馬場店で、ぜひ一度マツダの世界観を体感してみよう。

 【店舗詳細】
 所在地=東京都新宿区高田馬場1-2-12▽℡=03-3208-8561▽営業時間=10時~19時▽定休日=火曜日・不定水曜日

 週刊Car&レジャーについてはこちら→http://www.car-l.co.jp/

Facebookで更新情報をチェック!