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2017/05/08

アバルト国内累計1万台突破 フィアット500ファミリーは4万台を達成

osaki
カーアンドレジャーニュース

 FCAジャパンは、2017年4月末までに同社が展開するアバルトの国内累計登録台数が1万台に到達するとともに、フィアットのアイコンである「Fiat 500(フィアット500)」ファミリー(500、500C、500X)の国内累計登録台数が4万台を突破したことも発表した。

 アバルトは2009年2月に国内販売を開始して以来、累計登録台数は5年7ヶ月で5000台、その後2年7ヶ月で1万台突破と成長が加速。販売ペースが上昇した主な要因は、ラインアップの充実と共に進めてきた正規ディーラー店舗の拡充が挙げられる。日本導入時に4拠点だったアバルト正規ディーラー店舗数はその後ブランドの発展とともに増加し、2016年7月には、全国のフィアットディ―ラーにおけるアバルトの発売を開始、全国79店舗まで拡大した。またラインアップにおいては、2016年10月に新型オープン2シータースポーツの「アバルト124スパイダー」を導入し、ラインアップを強化。さらに2012年からユーザー向けのセーフティ&スポーツドライビングスクール「アバルト ドライビング アカデミー」を開催するなど、ブランドの魅力を訴求する活動にも注力してきた。

 一方、フィアット500ファミリーは、発売後5年7か月で2万台を突破し、その後3年6か月という短い期間で、さらに2万台の上乗せを実現。2015年10月にはフィアット初のスモールSUVの「500X」を追加し、さらに2016年1月には日本導入以来初となる「500」にマイナーチェンジを実施、デザインや機能をアップグレードし、洗練されたモデルへ一新している。

 FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長は「販売ネットワークの強化や製品ラインアップ充実、そしてブランドの育成により、日本の多くのお客様にフィアットおよびアバルトの魅力をお届けできたことを嬉しく思います。FCAジャパンではアバルト1万台、フィアット500ファミリーの4万台達成を通過点に、これからも日本の自動車文化がより豊かになることを目指し、独創的なカーライフの感動をお届けします」と述べている。

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