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2017/05/09

ランドローバー、新型「ディスカバリー」の受注を開始

osaki
カーアンドレジャーニュース
 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、定員7人のフルサイズSUVである新型「ディスカバリー」の受注を開始した。
 
 既に、新型車の特別仕様車を限定30台を先行販売しているが、今回、新たに「HSE」「HSE ラグジュアリー」の2種類のグレードをラインアップし、それぞれ3.0リッターV6 スーパーチャージド・ガソリン・エンジン(最高出力340PS・最大トルク450Nm)と3.0リッターV6 ターボチャージド・ディーゼル・エンジン(最高出力258PS・最大トルク600Nm)を設定した。
 
 
 
 
 1989年に誕生したディスカバリーは、今回で第5世代目となる。優れた多用途性やオフロード走行性能、7人すべての乗員に快適さと広い視界をもたらすスタジアムシートなど、ディスカバリーの中核をなす特徴は継承しながら進化させ、さらに新しいデザイン言語を採用してエクステリアおよびインテリアの大幅なデザイン変更、革新的な技術の採用を行った。
 
 新型車主な特徴は、その豊富なシート・アレンジと収納力。大人7人が快適に座れるよう、レッグルームは2列目シートで954mm、3列目シートでも851mmを確保し、広々とした室内空間を確保しながら、シート・アレンジ次第でラゲッジスペースを最大2406リットルにまで拡大することができる。加えて、グローブボックスやカップホルダーの下の収納ボックスなど便利なスペースを数多く備えている。
 
 
 加えて、世界初となるインテリジェント・シート・フォールド機能を採用し、ラゲッジスペースのスイッチやタッチスクリーン、さらには専用アプリを使ってスマートフォンから遠隔操作で、2列目と3列目のシートを自動で展開することが可能。利用シーンに合わせて簡単にシート・レイアウトを変更でき、7シートの状態から、2シートに折りたたんでラゲッジスペースを最大にするまでにかかる時間は、わずか14秒となっている。
 
 
 また、ランドローバーとして初採用となるウェアラブル技術を活用したウォータープルーフ仕様・耐衝撃のリストバンド型アクティビティキー、荷物の積み下ろしを楽にしたり荷物が多い時の固定具としても活用できる電動インナー・テールゲート、手を触れることなく開閉ができる電動ジェスチャー・テールゲートなど、最新の機能、装備を数多く取り入れている。
 
 
 走破性能もさらに強化しており、状況に応じてエンジンやギアボックス、ディファレンシャル、サスペンションなどのセッティングを自動的に最適化するテレイン・レスポンス2オートや、2段階のオフロードモードを備えた最新のクロスリンク式電子制御エアサスペンション・システムをディスカバリーシリーズでは初めて搭載。このエアサスペンション・システムは、50~80km/hで轍がついた荒れた路面を走行する場合には40mm上昇させ、さらに50km/h未満で過酷なオフロードを走行する場合や川を渡る場合には車高を最大115㎜まで上昇させます(先代モデル比:+10㎜)。また、105km/h以上でオンロード走行する場合には、自動的に車高が13mm低くなり、あらゆる状況でも快適なドライブを提供します。そして、目的地に到着し、エンジンを切るかシートベルトを外すと車高を15mm、さらにドアを開くとさらに25mm低くなり、乗り降りを楽にするオートマチック・アクセスハイト機能も備えています。なお、その後クルマが走り出すと自動的に通常位置まで戻る。
 
 
 その他、ツインスピード・トランスファー・ギアボックス、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)、ヒル・ディセント・コントロール、オールテレイン・プログレス・コントロール(ATPC)なども走破性を支えている。
 
 コネクティビティ機能も強化し、高速かつ直感的なタッチ操作が可能な10.2インチの最新インフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」を標準装備し、オプションで、ロードサイドアシスタンスが必要になった場合や乗員の急病時に、車内上部のボタンを押すことでオペレーターと会話ができたり、アプリを介して車両位置情報やトリップデータ、ドアやウィンドウの開閉状況の確認ができる通信機能を搭載することも可能。さらにRemote Premiumアプリを使えば、前述のインテリジェント・シート・フォールドをスマートフォンから操作できるほか、車内の温度調整や車両ロックの状態を確認できる。オプションで3列すべてにUSBポートや充電ソケット、最大8つのデバイスに対応するWi-Fiホットスポットを装備することも可能となっている。
 
 その他、サラウンドカメラシステムを標準装備し、歩行者検知機能がついた自動緊急ブレーキ、ACCキューアシスト機能、パークアシスト(縦列駐車・並列駐車・出庫)、ブラインドスポットアシストなど、ドライバー支援システムのオプションも充実させた。
 
 価格は779万円~901万円。
 
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