安全性能を飛躍的に向上させた〝新みんなのエコカー〟 ダイハツ・新型ミライース発表会を実施
osaki
ダイハツ工業は5月9日、「ミライース」をフルモデルチェンジして発売を開始した。新型車は基本性能を高めるとともに、衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」を搭載し、安全性能も飛躍的に向上させている。このほかの新型車に関する詳細は下記URLを参照していただきたい。
http://www.car-l.net/dcmsadm/blog-preview/index/blogNum/2530
同日都内で実施された新型車発表会で三井正則社長は「新型ミライースは、低燃費と低価格を実現しながら、近年の社会的要請やお客様からの要望に応えるために、安全・安心とキビキビした走りを実現した。言い換えれば、第3のエコカーと呼ばれた初代を進化させた〝新みんなのエコカー〟」と紹介した。
また、歩行者検知機能を備えた「スマートアシストⅢ」がミライースに採用されたことについて「軽自動車は地方に住んでいる高齢者や女性を中心に愛用してもらっている。今回のミライースはダイハツでもっともベーシックなモデルだがらこそ、歩行者を検知できるスマートアシストⅢを採用した」と話し、向上した安全性能をアピールした。また、現在後付け可能な誤発進抑制装置などの開発を行っていることも明かし、遠くない将来に公表できればと話した。
加えて、「ダイハツ みんなの安全安心プロジェクト」を立ち上げ、販売会社と一体になりスマートアシストの体感試乗イベントなどを全国で展開。スマートアシスト搭載車の累計販売を今年度内に150万台、2018年度内に200万台をめざし〝安心安全〟をダイハツの軸にしていきたいと述べた。
一方で、今回の新型モデルでは80kgの軽量化に成功したが、燃費性能について先代モデルから変化はない。このことについて三井社長は「燃費を追求するあまり、走りを犠牲にしてしまっている部分もあると思う。今回の軽量化は燃費の向上ではなく、キビキビした走りに充てた」と説明している。
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