ボルグワーナー、48V仕様の電動コンプレッサー「eBooster(R)」発売
matsuguma
自動車用トランスミッションやエンジン用部品の製造を手掛けるボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジェームズ・ベリアー/James Verrier)は5月8日、ダイムラーの最新式3.0Lガソリンエンジン用に48V仕様の電動で駆動するコンプレッサー「eBooster(R)」の販売を開始した。
eBooster(R)は、同社が供給するターボチャージャーと組み合わせることで、燃費と低速トルクが向上し、ターボラグという遅延現象を感じさせることなくアクセル操作に即応した過給を可能とした。ブラシレスDCモーター、耐久性のあるサマリウムコバルト磁石、高効率なパワーエレクトロニクスを搭載した小型eBooster(R)の技術は、自動車メーカーに対し柔軟なパッケージオプションを提供し、さまざまなハイブリッド車や内燃機関に対応している。
同社は、eBooster(R)ソリューションの量産化に向け、最新システムを使用して現在増産体制に入り、ダイムラーをはじめとするグローバル自動車メーカー3社への販売を開始する。
ボルグワーナー・ターボシステムズの社長兼事業本部長フレデリック・リサルド(Frederic Lissalde)は、「当社の市場最先端のeBooster(R)技術により、直列6気筒エンジンで従来の大型V8に匹敵する性能と、いっそう快適なドライブ体験を実現することができる。eBooster(R)技術は、エンジンの小型化により、ハイブリッド車と内燃機関において燃費効率を5~10%改善できる」と述べている。
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eBooster(R)は、同社が供給するターボチャージャーと組み合わせることで、燃費と低速トルクが向上し、ターボラグという遅延現象を感じさせることなくアクセル操作に即応した過給が可能になる。
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