日本自動車工業会（西川廣人会長）は５月22日、第45回東京モーターショー２０１７（会期：10月27日～11月５日、東京ビッグサイト）の出展者数や主催者テーマ展示などの概要を発表した。

　「世界を、ここから動かそう。ＢＥＹＯＮＤ　ＴＨＥ　ＭＯＴＯＲ」をテーマに開催される今回の東京モーターショーは、国内乗用車・商用車・２輪の全メーカー14社15ブランドをはじめ、海外メーカーは13社19ブランドが出展。乗用車ではボルボ、２輪車ではハーレーダビッドソンが復帰するとともに、スウェーデンの商用車メーカー、スカニアが初出展し、出展の規模は世界10カ国から１５０社・団体となる。

　さらに、会場の東京ビッグサイトに東７／８ホールが増設されたことで、前回を超える展示面積規模での開催になる。

　また、新たなシンボルイベントとして、主催者テーマ展示「ＴＯＫＹＯ　ＣＯＮＮＥＣＴＥＤ　ＬＡＢ　２０１７」を開催。ドーム型映像空間で約３００人が一度に３６０度映像を体験できる「インタラクティブ展示」、約30人が同じバーチャル空間で試乗体験できる「ＶＲ展示」、クルマ業界や様々な業界・分野のビジネスリーダーなどと来場者が将来のモビリティ社会の広がりと可能性について語り合う「トークイベント」が用意される。これらについて西川会長は「技術の先進性を示す展示内容で世界での存在感を高めたい」と意気込みを語った。

　このほか、これまで実施してきた参加・体験型試乗会を、近隣の臨海副都心エリアにおいて大幅に拡充して実施することも発表された。

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