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2017/06/04

自動車アセスメントでスバル・インプレッサ/XVが過去最高得点を獲得

osaki
カーアンドレジャーニュース

 国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)は5月29日、平成28年度自動車アセスメント(JNCAP)・チャイルドシートアセスメントの結果を公表した。今回衝突安全評価は9車種で試験し、総合的な安全性能が高い「JNCAPファイブスター賞」は前年度を上回る6車種が獲得。中でもスバル・インプレッサ/XVが、歴代最高の199・7点で総合トップとなり「衝突安全性能評価大賞」を受賞した。

 自動車アセスメントは平成7年から実施されており、事故実態の変化や車両の性能進化に応じて評価項目が変わり、平成23年度より現在の評価方法となり、乗員保護性能評価(100点満点)、歩行者保護性能評価(同)、シートベルトの着用警報装置の評価(8点満点)を点数化し、合計で評価する(208点満点)。170点以上が最高評価の☆五つ「JNCAPファイブスター賞」となる。

 国土交通省自動車局の島雅之次長は「夜間の対歩行者被害軽減ブレーキ評価を平成30年度に導入すべく検討し、歩行者事故の防止に役立つ技術を搭載した自動車の一層の普及に取り組みたい」と語り、ペダル誤操作時加速抑制装置の評価も平成30年度から導入すると説明した。

■インプレッサ/XVが歴代最高得点で衝突安全性能評価大賞を受賞
 インプレッサ/XVは「衝突安全性能評価大賞」とともに「歩行者保護エアバッグ」を初めて搭載したことから〝特筆すべき安全装置を初めて備えた車種〟として「衝突安全性能評価特別賞」も受賞。開発担当の商品企画本部・井上正彦プロジェクトゼネラルマネージャーは「トップレベルの安全性が自社評価のみならず、第3者から最高評価をいただき、我々の開発が間違ってなかったということをメンバーと分かち合いたい」と喜びを語り、歴代最高得点について「今回は200点超えを狙っていたが、インプレッサから13年ぶりに採用した新プラットフォーム『SGP』が高得点につながった」と分析した。

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