カーアンドレジャーニュース > マツダ、今夏発売予定の「CX-3」のガソリンエンジン搭載車がWLTCモード走行試験の認可を取得
2017/06/07

マツダ、今夏発売予定の「CX-3」のガソリンエンジン搭載車がWLTCモード走行試験の認可を取得

osaki

 マツダは、今夏発売予定となっている「CX-3」のガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車が、「WLTCモード」の認可を取得したことを発表した。

 WLTCモードは、3つの走行モード「市街地モード(WLTC-L)」「郊外モード(WLTC-M)」「高速道路モード(WLTC-H)」で構成された国際的な試験方法。従来のJC08モードに比べ、冷機状態での走行時間割合の増加、アイドリング時間比率の減少、運転者以外の乗員や積載物の重量考慮などにより、実際の使用実態を意識した内容となっている。

 今夏以降、WLTCモードの認可を取得した車種から、同モードに基づく燃費「WLTCモード燃費」と、3つの走行モード毎の燃費値がカタログなどに表示され、自身の走行環境にあわせて、実態に近いモード燃費を確認することが可能となる。なお、2018年10月以降に販売する新型車については、省エネ法に基づきWLTCモード燃費表示が義務化される予定となっている。

 研究開発・MDI・コスト革新を統括する取締役専務執行役員の藤原 清志氏は「マツダは、実質的なCO2削減とお客様価値の最大化に向けて、従来から実際に運転する状況での性能を重視して開発を行ってまいりました。地球や社会と永続的に共存するクルマをより多くの人々に提供することを追求し、さらなる省資源化や地球環境保護への貢献を目指す」と述べた。

 

■マツダ CX-3「SKYACTIV-G 2.0」搭載車*3 JC08モード燃費、WLTCモード燃費は以下のとおり

エンジン変速機駆動JC08モード
燃費*4
WLTCモード燃費*4 *5
 市街地モード*5
(WLTC-L)
郊外モード*5
(WLTC-M)
高速道路モード*5
(WLTC-H)
SKYACTIV
-G 2.0
SKYACTIV
-DRIVE
(6EC-AT)
2WD
(FF)
17.0 km/L 16.0 km/L 12.2 km/L 16.8 km/L 18.0 km/L
4WD 16.6 km/L 15.2 km/L 11.6 km/L 15.8 km/L 17.4 km/L

Facebookで更新情報をチェック!