ゼネラルモーターズ・ジャパンは、キャデラックブランドのフルサイズSUV「エスカレード」の一部改良を実施し、6月17日から販売すると発表した。価格は1260万円～1360万円。

　今回の一部改良ではは、パワートレインに新たに8速オートマチック・トランスミッションを採用。最高出力313kW（426PS）、最大トルク623N･m（63.5kg・m）の圧倒的パワーに、加速性、燃費性能を両立させ、卓越した走行性能をさらに高めたほか、オフロードでの走破性、牽引性能を向上させるLowレンジを定評のあるセレクタブル4WDに追加。重量物を牽引する際に威力を発揮する。また「プレミアム」には、2列目にベンチシートを採用して、3列8人乗りシートを標準装備。さらに、オートマチックパーキングアシストやリアカメラミラーなどを新規搭載、先進の走行性、テクノロジーに加えて、多彩なライフシーンに応えるユーティリティーを向上させ、“キャデラックの最高傑作”の名にふさわしい完成度をさらに追求している。

　また、縦列、並列駐車のスペース検知からハンドル操作まで行うシステムや、従来のミラーより3倍の視野を確保するリアカメラミラーにより、死角が多くなりがちなフルサイズSUVでも明瞭な後方視界を実現。汚れなどによる視界不良を軽減するカメラウォッシャー機能も搭載。加えて、従来のRCAジャックを廃止、HDMI USBポートを追加しデジタルデバイスとの親和性を高めるとともに、赤外線式ワイヤレスヘッドフォンから4チャンネルデジタル式のヘッドフォンに変更することで音質の強化を図っている。

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