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2017/06/18

LINEとトヨタ、協業基本合意書締結を発表 コネクティッドカーサービスの協業を検討

osaki

 LINEとトヨタ自動車は、LINEが開発を進めるクラウドAIプラットフォーム「Clova」と、トヨタをはじめとする各社が推進する車載機器とスマートフォンアプリ、およびタブレットアプリとの連携規格Smart Device Link(以下「SDL」)を活用した協業の可能性を検討すべく、協業基本合意書を締結したと発表した。

 「Clova」は、LINEが開発したクラウドAIプラットフォームであり、日本をはじめ、アジアでトップシェアを持つメッセンジャーアプリであるLINEと、韓国の検索ポータルNo.1のNAVERが持つ開発技術や豊富なコンテンツやサービスを活用することにより、よりスマートなクラウドAIプラットフォームを実現。“ポストスマートフォン、ポストディスプレイ、ポストタッチ”な世界を目指すべく、「Clova」を用いた様々なサービス、プロダクトの開発を推進していくとしている。

 「SDL」は、トヨタが推進するスマートフォンアプリとクルマがつながるためのオープンソースであり、お客様は、車載の音声認識機能や操作パネルを通じ、車内でアプリを操作することが可能。また、SDLを用いることで、自動車会社はスマートフォンのアプリケーションを、自社の車載システムの特性やインターフェースに合わせて、より安全・快適に利用な形で提供することが可能としている。

 今回の協業を通じ両社は、LINEの音声エージェントテクノロジーを持つClovaと、トヨタが推進、対応を進めるSDLを連携させ、音声エージェント等を活用した新しいカーサービスの実現を、2018年の商品化を目指し検討していく。

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