キャンピングカーの購入や新型モデルを見比べる絶好の機会として、全国各地で行われているキャンピングカーイベント。６月10日・11日は、サッカーの試合会場としても知られる静岡県小笠山総合運動公園エコパ（静岡県袋井市）の広大な駐車場を会場に、地元静岡朝日テレビが主催した「ふじのくにキャンピングカーショー２０１７」が開催された。

　同イベントは今回の開催で２回目という新しい催しながら、テレビ・ラジオメディアを使った積極的な宣伝活動や天候に恵まれたこともあり、会期中は約７０００人の来場者が訪れた。

　屋外のイベントでもあり、自然光の中、ゆったりとキャンピングカーを見て回れるのも同イベント特徴で、もちろんペット同伴での入場も可能だ。また、約１００人が休憩できる大型テントも３張り設営。グルメーコーナーやキッズ用遊具もあり、さらには地元の自動車販売会社によるＢＭＷの出張展示、スバル・アサイトの体験ブースなど、クルマにまつわる展示も見どころとなった。

（広々セカンドシートレス仕様のナッツＲＶ「ファミモ」）

　キャンピングカーのコーチビルダーでは、最大手ナッツＲＶを筆頭に、ミスティックやバンテック、バンテック新潟、キャンパー鹿児島、日産ピーズフィールドクラフトなど、主要メーカーのキャンピングカーが一堂に会した。

（ブラッシュアップしたミスティック「マティアス」の室内）

　バンをベースに架装したバンコンや車中泊モデルは今回も大人気。一方で、キャンピングカーの中では中〜大型サイズであるキャブコンも、多くの来場者たちが入れ替わり立ち替わり室内を見学する姿が見られた。実際に会場で成約に至ったケースも数件あるという。また、キャンピングカーの試乗体験も行われており、こちらは登場を待つ列もできていた。イベントの次回開催は、ふじさんめっせ大展示場（静岡県富士市）に会場を移し、２０１８年１月20日・21日に行われる予定となっている。

（バンレボは「ＶＲ」「ＭＲ」「ディアリオ」の３台を出展。ＶＲについて来場者から質問を受けていた（写真左）、大人気のバンテックは「ジル５２０」も出展）

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