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2017/07/11

シトロエンC3、自動車史上初の新機能「シトロエン・コネクテッドカム」搭載

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 プジョー・シトロエン・ジャポンは7月7日、新型シトロエンC3を発表した。7年ぶりにフルモデルチェンジした新型C3は、内外装のデザインを一新したほか、旅行先の風景を撮影・録画できる「シトロエン・コネクテッドカム」を初搭載したのが大きな特徴。

 ボディサイズは、全長3995㎜、全幅1750㎜、全高1495㎜。コンパクトだが、存在感を高めるユニークなデザインが採用されている。中でもフロントマスクは、特徴的な上下2分割のヘッドライトとLEDデイタイムランニングランプをはじめ、大型のボディ同色バンパーでボンネットを実際の位置よりも高く見せ、存在感を際立たせた。

 インテリアは、乗員が心地よく過ごせることに重点を置き、広々とした水平基調のデザインを採用した。また、肩幅の高さの室内幅は1379㎜となり、先代モデルより20㎜拡大したほか、シートやダッシュボードの形状を工夫し、快適な室内空間を追求している。

 さらに、自動車で史上初となる新機能「シトロエン・コネクテッドカム」を搭載。これは、GPSセンサーと16GBメモリーを内蔵するカメラがフロントウィンドーに取り付けられ、ドライバーがフロントウィンドー越しに見た景色を記録できるもの。カメラは207万画素のフルHDで画角は120°となっている。カメラ本体のボタンを押すことで撮影でき、長押しで20秒から60秒の動画の撮影も可能。保存されたコンテンツはスマートフォンの専用アプリ(無料)を介してアクセスできる。

 また、事故などで衝撃を感知した場合には、自動的に記録モードとなり、衝撃の前30秒、後60秒の動画を記録する。さらに、内蔵されたGPSセンサー捕捉する位置情報は専用アプリで取得できるため、車から離れても車両位置を知ることができる。

 ラインアップは、ベーシックグレードの「フィール」、コネクテッドカム等を装備する上級グレード「シャイン」、そして発売を記念した200台限定モデル「シャインデビューエディション」の3種類を設定した。

 パワートレインは、最高出力110PS/最大トルク205Nmを発生する直列3気筒DOHC1・2ℓターボに6速ATの組み合わせ。JC08モード燃費は18・7㎞/ℓの低燃費をマークしている。

 また、安全装備では、60㎞/hで歩行者も検知して自動的にブレーキを作動させ、危険を回避または軽減する「アクティブセーフティブレーキ」をはじめ、ふらつき運転を検知して休憩を促す「ドライバーアテンションアラート」、車両斜め後方の死角に入った車を超音波センサーで検知してドアミラー上のランプで警告する「ブラインドスポットモニター」等の先進装備を搭載している。

【希望小売価格】フィール=216万円、シャイン=239万円、シャインデビューエディション(200台限定)=226万円

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