ルノー、トゥインゴGTを限定発売 専用チューンのエンジンとシャシーに5速MTを採用
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ルノー・ジャポンは9月28日、コンパクトハッチバッグ「トゥインゴ」の限定車「GT」を発表した(発売は10月19日)。
この限定車は、RRの駆動方式を持つトゥインゴをベースに、5速MTと性能を高めた直列3気筒0・9Lターボエンジン(最高出力109PS/最大トルク170Nm)を組み合わせ、シャシーにルノーのモータースポーツ部門であるルノー・スポールによる専用チューニングを施している。
また、エンジンの性能向上に合わせ、ダンパーの減衰力やアンチロールバーの直径を大きいものに変更するとともにESCの制御の見直し等によって、曲がりの大きいカーブで後輪のスライドを感じられるチューニングとした。
エクステリアは、コンセプトカー「トウィンラン」に装着されていたものと同じデザインの17インチアロイホイールを装着。加えて、クロームデュアルエキゾーストパイプ、デュアルエキゾーストパイプに合わせてデザインされたブラックリアディフューザー、フェンダーモール、サイドスカート等を専用装備する。
さらに、左リヤフェンダーに備えられたエアインテークによって、ターボチャージャーに入る空気の温度を12%低下させ、エンジンの吸気流量が23%向上。この吸気の改善によりターボチャージャーの回転数増加を実現している。
インテリアではボディカラーのオレンジを随所に取り入れ、レザー調×ファブリックコンビシートにはホワイト・オレンジラインとオレンジステッチ、レザー調ドアトリムにはオレンジステッチを採用し、スポーティなイメージを高めた。
なお、トゥインゴGTは来年に5速MTと6速EDCをラインアップし、カタログモデルとして発売することが決定。発表会で挨拶した大極司社長は「来年発表する予定だったが、いち早く日本の皆様にも味わっていただきたく、なんとか200台限定という形で先行発売することができた」と、限定車導入の背景を説明した。
【希望小売価格】
224万円/200台限定
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