トヨタ自動車は、10月25日（水）から11月5日（日）までの12日間、東京ビッグサイト（東京都江東区）で「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」をテーマに開催される第45回東京モーターショー2017において、「CROWN Concept」を初披露すると発表した。

　CROWN Conceptは、「走行性能の追求」と「コネクティッド技術の進化」の両輪で開発したコンセプトモデル。1955年の誕生以来クラウンが積み重ねてきた伝統に加え、将来のモビリティ社会においてクラウンに求められる革新性を融合することで、次世代のクラウンをお客様に提案する。

　プラットフォームは、TNGAを採用しクルマをゼロから開発するとともに、ドイツのニュルブルクリンクでの走行テストを実施。意のままに操れるハンドリング性能に加え、低速域から高速域かつスムーズな路面から荒れた路面など、あらゆる状況において目線のぶれない圧倒的な走行安定性を実現し、ドライバーに“走る歓び”と“安心”を提供する。

　また、車載通信機をラインアップ車に搭載し普及していくことで取得できるビッグデータを活用し、CROWN Conceptの市販モデルにも車載通信機を全車標準装備し、展開を図る。加えて、交通渋滞の情報検出による街の渋滞削減をはじめ社会問題の解決に貢献していく。また、車載通信機を介して取得した車両情報をもとに車両を遠隔で診断し、故障や整備の必要性を予知。コールセンターを活用した迅速かつ適切なサポートを行う。

　なお、CROWN Concept」の市販モデルは、2018年夏頃に発売を予定しているとしている。

　主要諸元は以下の通り。

　全長＝4910㎜、全幅＝1800㎜、全高＝1455㎜、ホイールベース＝2920㎜、定員＝5名

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