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2018/07/21

【東京キャンピングカーショー2018】ミスティック、JーキャビンHNのシンプルスタイル完成「J-キャビンH」

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 2月のジャパンキャンピングカーショーで初公開されたニューフェイス「JーキャビンHN」は、トヨタから13年ぶりに日本市場へ導入されたハイラックスをベースに、長年のトラキャン作りで培ってきた技術力を結集させた同社を代表するモデルだ。そして、このHNと同時期から構想が練られていたのが、今回初披露されるシンプルスタイルの「JーキャビンH」だ。

 同社の佐藤正社長は「ハイラックスベースのトラキャンは当初から装備を充実させたHNと、装備をシンプルにし価格を抑えたHの2モデルを予定していた」と説明。JーキャビンHは、専用シェルや室内レイアウトをHNと共有するが、冷蔵庫やクーラー、シンクといった装備を全てオプション設定とした。シンプルな装備とすることでオーナーの使い方に合わせて装備を選ぶ、カスタマイズの楽しさも提案する。

 両モデルは内外装のデザインにも強くこだわっている。専用のシェルは、全体の一体感を重視し、ベース車両とシェルの自然な調和を実現した。室内の快適性を維持しながらも大きくなりすぎないように試行錯誤を繰り返し、トラキャンの〝積んでいる〟イメージを払拭。さらに、走った時に重さを感じさせないように細部にわたって軽量化が図られている。

 モダンテイストな室内は、同社が創業時に初めて輸入販売したキャンパー「ノーブル」のレイアウトを採用した。そのレイアウトは、対面式ダイネットソファを配置し、ダイネット部をベッド展開することで大人1名、子ども2名が就寝できる。さらにバンクベッドでは、大人3名が就寝できるスペースも確保している。

■フル装備の上級モデル「JーキャビンHN」

 新型ハイラックスをベースとするJーキャビンHNは、充実した装備で室内の快適性を高めたモデルとして登場。例えば、ビルトインタイプの冷蔵庫や電子レンジ(オプション)は、室内をすっきりと見せ質感を高めるとともに電源設備のあるRVパーク等で重宝する。また、室内の細部に設けられた収納スペースが多く、普段の使い勝手を高めている。

 両モデルは持ち込みによる架装も受け付けているが、価格的にもお得感があるのは車両とシェルのセット購入と、佐藤社長は話す。装備類や家具の種類は、相談しながら細部を決めていくこともできるので、まずはスタッフに相談してみよう。

「車両スペック」ベース車両:トヨタ・ハイラックス
乗員定数/就寝人数:5名/5名
登録ナンバー:1
全長×全幅×全高:4320㎜×1840㎜×2130㎜
価格:JーキャビンH=209万5200円〜、JーキャビンNN=259万7400円〜(税込)

東京キャンピングカーショー2018トップページ→http://www.car-l.net/media/2018/07/21/3341

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