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2018/08/01

MBJ、Cクラスの一部改良を実施、さらにダイナミックなデザインに刷新

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は7月25日、一部改良したCクラス(セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレ)を発表(納車開始は9月を予定)。先進安全装備〝インテリジェントドライブ〟をフラッグシップモデル、Sクラスと同等のレベルまで進化させた他、新開発のパワートレーンの導入、デザインの一新等、改良点は多岐にわたる。

エクステリアは前後バンパーを刷新、よりダイナミックなデザインとなった。また一部グレードにはEクラス、Sクラスと同じマルチビームLEDライトが採用された。

これは片側84個のLEDを個別に制御し、前走車・対向車の眩惑防止や、雨天の照り返し抑制、高速道路等、状況に応じたモードを持ち、最長650mまで照射するウルトラハイビームも新たに搭載された。

●BSGと最新ディーゼルを採用

パワートレーンのトピックスは、新開発の直列4気筒1・5ℓターボと、BSG(ベルトドリブンスタータージェネレーター)、48V電気システムが採用されたこと。

このエンジンは、ツインスクロールターボと可変バルブタイミング機構により最高出力184PS、最大トルク280Nmを発揮。また、シリンダー内壁の新加工(特許取得)によりピストン下部の摩耗を低減させた。

BSGはベルトを介しクランクシャフトに接続される、スターターとジェネレーターを兼ねるモーター。回生で発電した48Vの電気をリチウムイオン電池(1kWh)に蓄え、必要に応じ最高出力14PS/最大トルク160Nmを発生し動力を補助。モーターアシストは、ターボの過給が十分に高まるまで、あるいはシフトチェンジ時に行われスムーズな加速に貢献する。

一方、ディーゼルは最新の直列4気筒2・0ℓブルーテックエンジン(194PS/400Nm)に換装された。従来型に比べ、出力向上と振動・騒音低減を実現。排出ガス浄化にも注力し、欧州の実路走行試験規制に適合した。

 

(落ち着いた色合いのインテリア)

●Sクラスと同等の運転支援機能を選択可能

昨年発売されたSクラスと同等の運転支援機能がオプションで設定されている。
先行車との車間距離だけでなく周囲の状況(車両、車線、ガードレール等)を常に監視し、従来よりもステアリングアシストの作動領域が大幅に拡大した。

また、システム起動時に高速道路上で自動停止した場合、30秒以内(一般道は3秒以内)であれば自動再発進が可能で、渋滞時のドライバーの疲労を大幅に低減する。

「アクティブレーンチェンジングアシスト」は、ウインカーを点滅させ、変更先の車線に車両がいないことを確認し、自動的に車線を変更する。
ドライバーが気を失う等の万が一の場合に、自動的に車線を維持し緩やかに減速・停止する「アクティブエマージェンシーストップアシスト」も搭載された。

さらに、24時間緊急通報サービスを含む「安心安全サービス(最長10年間無償)」、リモートドアロック&アンロック等の「快適サービス(3年間無償)」、24時間コンシェルジュサービス「おもてなしサービス(1年間無償)」で構成される、テレマティクスサービス「メルセデスミーコネクト」が全モデルに標準装備されている。

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