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2015/01/31

トヨタ自動車、ブラジルでエティオスの生産能力を増強

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

トヨタ自動車()(以下、トヨタ)は130日、ブラジルにおける製造・販売子会社であるToyota do Brasil LTDA.(ブラジルトヨタ、以下TDB)のソロカバ工場の生産能力を、2016年初を目標に7.4万台から10.8万台へ増強することを決定した。今回の能増は、ブラジルにおけるエティオスの需要増に対応するためのもので、投資額は約45億円を予定している。

今回の能増では、工程改善・既存設備の活用などの地道なカイゼンを積み重ね、投資効率を高めている。

2012年9月にエティオスのセダンタイプ及び、ハッチバックタイプを発売。発売当初は、月販2,0003,000台であった。市場のニーズに合わせて、201311月にクロスオーバー「エティオスクロス」を追加し、商品ラインナップを拡充。また、シート表皮変更やシートハイトアジャスターの採用など、お客様の声を反映した商品改良を積み重ねた。

TDBの近藤剛史社長は、「ブラジルのお客様から寄せられた様々なご要望に真摯に耳を傾けてきた結果、今回のエティオス生産能力増強が実現したと思う。そういった意味で、エティオスはまさにブラジルのお客様に育ててもらったクルマだと感じている。今後も地域に根差した事業を通じて、ブラジルの社会・経済に貢献していきたい」と語った。

トヨタの中南米本部長、スティーブセントアンジェロ常務役員は、「ブラジルの販売店、サプライヤー、TDBのチームメンバーの強いチームワークで、高品質なクルマと良質なサービスをお客様にお届けし、多くのトヨタファンを得ることができたことを大変誇りに思う。エティオスの生産能力の増強と、新規雇用の実現を支えてくれた関係者全員に、感謝を申し上げたい」と語った。

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