若いファミリーからシニアまで、幅広い層に支持されるライトキャブコンの「マッシュ」。手頃な価格帯と豊富なレイアウトバリエーション、選べるボディカラーなど、キャンピングカーの魅力を凝縮したようなモデルで、同社でも売れ筋のひとつになっている。

　そのマッシュが今年夏、ベース車を日産・バネットトラックからマツダ・ボンゴトラックに刷新。もともとバネットトラックはマツダからのＯＥＭ商品。外観などに大きな違いはないが、新たにアンチロック・ブレーキシステム「４Ｗ?ＡＢＳ」の標準装備や５速ＡＴ車の設定など、安全性能や機能面でベースアップしている。

　今年は、４タイプあるレイアウトに加え、「ＸＸ（ダブルエックス）」も追加。同モデルは、Ｘタイプのレイアウトからマルチルームを取り外し、常設リヤベッドのサイズを拡大。ゆとりある対面式ダイネット、そして間仕切りがなくなったことで生まれた室内の開放感も魅力となっている。

（マルチルームレスのXXタイプ）

　また、２０１６年モデルは、設置家具を木材から「クレア」などと同じＰＶＣに変更し、４色から選べるようになった。上位モデルに採用されている軽量アルミボディパネルの採用も含め、よりコストパフォーマンスの高いモデルへと進化している。

ベース車両：マツダ・ボンゴトラック
乗車定員／就寝人数：５～６名／３～４名
登録ナンバー：８
全長×全幅×全高：４８７０㎜×２０００㎜×２７００㎜
価格：４３１万２０００円～（税別）

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