富士スピードウェイは３月12日、開業50周年メモリアルイヤーを締めくくる記念イベント「ＦＵＪＩ　ＷＯＮＤＥＲＬＡＮＤ　ＦＥＳ！」を開催する。

　このイベントはすべての富士スピードウェイファンに感謝をこめて実施するもので、50年の歴史を振り返り、往年の名レースの世界観を実現、会場内でその歴史を追体験してもらうというもので、入場は無料。

　コースでは、76年・77年に開催された「Ｆ１世界選手権インジャパン」をはじめ、82年ＷＥＣ富士６時間レースから現在に至る耐久レース、ＧＣ（富士グランチャンピオンレース）などを再現。

　Ｆ１ではフェラーリ３１２Ｔ２（ニキ・ラウダ）、ロータス７７（マリオ・アンドレッティ）、マクラーレンＭ２３（ジェームス・ハント）、日本製Ｆ１カーとして参戦したコジマＫＥ００７などが走行。耐久レースではマツダ７８７Ｂや日産Ｒ９２ＣＰ、ポルシェ９６２などが登場する。その他、68年の日本グランプリに参戦したニッサンＲ３８１、69年日本グランプリに登場したトヨタ７などもデモランを予定している。

　また、ピットレーンやグリッドに入場でき、デモランの車両やドライバーと触れ合える「ＦＩＳＣＯプレミアムグリッド＆ピットウォーク」（有料）や、歴代のＧＣ、グループＣ、ＪＧＴＣ、グループＡ、ＬＭＰ１など富士スピードウェイを象徴する各カテゴリーのレーシングコレクションの展示、特設ステージでのドライバートークショーなども予定されている。

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