日本最大級のペット関連イベント「第７回インターペット～人とペットの豊かな暮らしフェア～」が、３月30日～４月２日に東京ビッグサイトで開催された。このイベントは、ペット関連の新しいライフスタイルを提案する製品やサービスが揃うイベントとして、国内外から約３９０社が出展。国内自動車メーカーや輸入車インポーターも過去最多となる６ブランドが出展し、ペットとの旅行やライフスタイルをテーマとしたブースを展開した。

■トヨタ
　「トヨタドッグサークル」として出展したブースには、犬とのドライブをサポートするアイテムを装備した「シエンタ」を展示。車内には、ドライブ中の汚れや傷を防ぐペットシートカバーや、車内用ペットキャリーなどトヨタ純正ドッグ用品を装備した。また、皮膚病や熱中症などの対策や、犬にやさしいおでかけスポットなど、ペットとの生活や旅に役立つパネル展示も実施された。

■ホンダ
　ホンダブースには、純正アクセサリーを装着した「ステップワゴンモデューロＸ　ホンダドックバージョン」、愛犬も安心・快適に過ごせるコンセプトカー「フリード＋ドッグコンセプト」の２台を展示。コンセプトカーはペットの高齢化に向けて、ビルドインスロープやオートサイドステップなどを装備し、高齢犬にもやさしい快適な装備を提案した。また「いぬフォトフェスタ」とのコラボで、愛犬の写真が撮れる楽しいフォトブースなども用意された。

■ルノー・ジャポン
　イオンペットとの合同で展開したブースには、イオンペットの獣医師が監修したペットアイテムを装備した限定車「カングーウィズペット」を展示。この限定車は、ハンモック、シートベルトアタッチメント、オリジナルお手入れキットなど、安全で快適にペットとのお出かけを楽しめる七つのアイテムのほか、カーナビ、リヤカメラ、専用ロゴステッカーやシートカバーを特別に装備した。希望小売価格は２４１万５０００円で、20台の限定となる。

　今回の限定車は、イオンペットと昨年共同で開発した「カングードクターカー」に続く第２弾で、ルノー・ジャポンの大極司社長は「今後もイオンペットさんといろいろな形でコラボレーションしていきたい」と今後の展望を語った。

■ボルボ・カー・ジャパン
　ボルボブースは、「ＸＣ90」と先日フルモデルチェンジした「Ｖ90」を展示。Ｖ90には、リヤゲートを開けた際にペットが飛び出してくるのを防ぐスチール製のゲートを装備し、同車の特徴である広大なラゲージスペースで、ペットが快適で安全に過ごせるようになっていた。

■メルセデス・ベンツ日本
　愛犬との優雅な旅をテーマとしたメルセデス・ベンツブースは、ペットシートカバーなどを装備した「Ｖクラス」を出展。また、犬用のグッズの販売にも力を入れており、デニム調生地を採用したオリジナルのペットカートなどが展示され、愛犬家たちから注目を集めていた。

■フォルクスワーゲングループジャパン
　４年連続でこのイベントに出展しているフォルクスワーゲンは、７人乗りコンパクトミニバン「ゴルフトゥーラン」に最新のペット関連アイテムを装着した車両を出展。加えて、その場でＳＮＳなどに投稿した来場者にオリジナルステッカーをプレゼントする記念撮影コーナーや、オリジナルペットアイテムやアクセサリー販売コーナーを設けるとともに、全国のＶＷオーナーから募集した自慢のペットとの写真を、スライドショー形式で会場のモニターで放映した。

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