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2018/05/26

自工会会長にトヨタ・豊田章男社長が就任

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 日本自動車工業会(自工会)は5月17日、定時総会と理事会を開催し新たな執行部体制を決定。トヨタ自動車の豊田章男社長が2012年~14年に続き2度目となる自工会会長に就任した。副会長には日産自動車の西川廣人社長が就任し、本田技研工業の八郷隆弘社長、マツダの小飼雅道社長、自工会の永塚誠一専務理事は副会長に留任した。

 豊田会長は会見で「自動車業界は電動化や自動化をはじめとする様々な技術発展により、異業種を巻き込んだ100年に1度の変革期を迎えている。こうした変化の厳しい時代だからこそ、常に原点に立ち戻り、『お客さま視点』と『現場に寄り添う視点』を持って、自工会加盟の全14社、オールジャパンでこの難局を乗り越えていきたい」と述べ「私自身も現場に一番近い自工会会長でありたい」と、意欲的に就任の抱負を語った。

 また、自動車関連税制改正についても触れ「日本の自動車ユーザーは世界で一番高い税金を払っており、クルマやバイクを保有する上で多くの費用が掛かっている。この複雑で過重な自動車関係諸税に終止符を打ち、制度の簡素化、お客様の負担軽減に向けて取り組んでいきたい」と述べた。

 来年開催予定の東京モーターショーは、自動車業界としての変革の真価が問われる重要なイベントに位置づけ「真の“世界一のテクノロジーショー”として、先進モビリティ社会・日本への期待感を膨らませていく場にしたい」と展望を語った。

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