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2015/02/23

トヨタ、全国販売店業務システムを一新 営業担当者向け端末をタブレット化

osaki
カーアンドレジャーニュース

トヨタは、全国の系列販売店向け業務システム「ai21(アイ21)」の全面改良を、2014年12月に実施し、このほど販売店への本格展開を開始した。

今回の全面改良は、顧客へのより質の高いサービスの提供を第一義に行なわれた。トヨタの販売店では約20年前よりノートパソコンを活用した営業活動に取り組んでいるが、今回、営業担当者用ノートパソコンの営業支援機能をタブレット端末に対応させることで、より迅速できめ細かい対応が可能となる。
さらに、高効率なクラウド型のサーバーセンター構築等による販売店のITコスト低減やシステム担当者の工数削減といった、販売店の業務効率向上も見込んでいる。

ai21は、トヨタが提供する、車両販売店向け統合型業務システムで、営業担当者の商談・受注管理から、ご購入後の点検・整備のご案内/受付業務、財務会計・人事給与といった事務領域まで、幅広い範囲を総合的にカバーする。2001年から展開を開始し、現在では全国のトヨタの販売会社約300社が利用している。今回の全面改良は、2007年以来2度目となる。トヨタ系全チャネルおよびレクサス店の合計約5,000店舗で、本年12月までに新システムに順次切替える。

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