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2015/06/18

コペンシリーズ第3のモデル「CERO(セロ)」発売開始

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

■デザインコンセプトは「フレンドリー&ダイナミック エボリューション」

 コペンの三つ目のデザインであるセロは、既存の2モデルと骨格、パワーユニット、足回りなどを同一にしながら、「親しみやすさと躍動感の融合」をコンセプトに流れる雫のような一体感ある外観デザインを持つ。ローブをベースにしながら樹脂外板やランプ類を専用意匠として、表情やシルエットの違いを表現した。

 エクステリアデザインの最大の特徴である丸型ヘッドランプは、一つの光源でハイビームとロービームの切り替えが可能なBi-Angle LEDヘッドランプを軽自動車で初採用し、LEDクリアランスランプはリング状に光る個性的な造形とすることで、愛嬌あるデザインと機能性を両立している。またリヤコンビランプは、3灯×6本のLEDを放射状に配置し、万華鏡のような美しいきらめきを表した。さらにボディカラーは、セロ専用色となるブリティッシュグリーンマイカを含む全8色が設定されている。

 インテリアは、ローブ同様にベージュを基調とし、セロ専用のレッドインテリアパックもメーカーオプションとして設定された。また自発光式3眼メーターは、セロ専用(標準装備)のシルバーリング付ブラック盤面を採用し、コペンシリーズの中でも違いを演出している。さらにインパネは、水平に伸びる骨格をイメージしたストレートフレームとすることで、よりスポーティなイメージを追求した。

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■世界初となるDRESS-FORMATION実用化

 コペンの特徴の一つであるドレスフォーメーションがついに実用化される。第1のデザイン、ローブに別売のドレスパーツ(約30万円:予価)を付け替えることでセロのデザインに変えることができる。ドレスパーツ(フルセット)は、樹脂外板11パーツとヘッドランプ/リヤコンビランプ、エンジンフード、トランクフード、ロッカー(左右)、前後バンパー、前後フェンダー(左右)からなる。このフルセットのほか、いくつかのパターンでのセット販売も検討されている。ドレスフォーメーションが実用化されたことで、1台で全く異なる2種類のデザインを楽しめるだけでなく、ローブとセロのパーツを組み合わせるなどカスタマイズの自由度が大きく広がりそうだ。

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■新たなカスタマイズ、Dラッピングも登場

 ドレスフォーメーションの世界観を広げるDラッピング(カーボン調成型PVC貼付)は、ダイハツ独自のラッピング工法によってルーフやバックパネルのカラーを変えることでツートーンカラーを作り出せるほか、貼り換えることもでき新しい〝着替え〟のカスタマイズを提案している。カラーバリエーションはブラック、ワインレッド、シルバーの全3色で、従来の塗装によるツートーンに比べると素材感の異なるツートーンカラーが実現した。ドレスフォーメーションだけでなくDラッピングも加わったことで、コペンのカスタマイズする楽しさがさらに加速しそうだ。

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【希望小売価格】

▽セロ=185万2200円(187万3800円)▽エクスプレイS=199万8000円(201万9600円)▽カッコ内はMT

 

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