「マリンカーニバル2015 in アーバンドッグららぽーと豊洲」開催
matsuguma
マリンレジャーの魅力を紹介するイベント「マリンカーニバル in アーバンドックららぽーと豊洲(主催・日本マリン事業協会)」が7月11日から12日まで、アーバンドックららぽーと豊洲(東京・江東区)で行なわれた。11日には、ミス日本 海の日の大河南都子さんと5人組アイドルユニット、つりビットもゲストとして来場し、マリンレジャーの魅力をアピールした。
今回初開催のこのイベントは、マリンレジャーの裾野を広げることを目的に、マリンレジャーの楽しみ方や予算の目安などもわかるようになっている。マリンレジャーにふさわしく、運河に面したショッピングセンター内のシーサイドデッキに、トヨタ、ホンダ、スズキマリン、ヤマハ発動機など13の企業や団体からボートや水上オートバイ、小型ヨット、シーカヤックなど約15艇が展示された。このほか参加型のプログラムとして、船のオモシロ科学教室や投げ釣り王選手権、バルーンアート、海の図書室など親子で楽しめるものも多く、ショッピングセンターの利用客が多く訪れ終日賑わいを見せた。
中でも注目を集めたのは、お父さんの「クルーザー・ドライビング」。トヨタ、ヤンマー、ヤマハの全長10mクラスの大型クルーザーで、レインボーブリッジをくぐり約45分のクルージングが楽しめる。有料にもかかわらず、滅多にできない体験ということもありイベント開始から申し込みの列ができるほどの人気ぶりだった。
日本マリン事業協会は昨年、「家族で手軽に楽しめるマリンレジャー」をテーマとした10年ビジョンを策定し、新たな市場の構築に着手。このイベントもその一環として開催されたもので、同協会の柳弘之会長は「横浜のボートショーは毎年寒い時期に開催するので、マリンにふさわしい時期にイベントを企画したいと思い、今回の開催にたどり着けた。今後もマリンレジャーに触れるきっかけを作っていきたい」と述べた。
また、2015年のマリンレジャー市場は、前年1~3月の消費税増税前の駆け込み需要があったにもかかわらず、モーターボートは景況感の改善により全長8m以上の大型艇を中心に販売隻数、出荷額とも前年を上回っているほか、小型船舶操縦士免許(ボート免許)の新規取得者数は1万8627名(前年比107%)と増加傾向にあり、マリンレジャーへの関心は徐々に高まっているようだ。
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