日英先端技術の融合をアピールする日英モーターイノベーションの旅を実施
osaki駐日英国大使館・英国総領事館では、本年3月のウィリアム王子初訪日を記念したキャンペーン「Innovation is GREAT~英国と創る未来~」を実施しており、その一環として、英国のものづくりを幅広くアピールする「日英モーターイノベーションの旅~EVロードショー」を開催した。
ツアーは電気自動車(EV)、日産リーフを使用し9月8日、英国大使館(東京・千代田区)をスタート。日英にまつわる産業拠点を11日間かけて巡る。往路は英国大使館から神戸までの道のりを主に東海道に沿うように走行。復路は神戸から日本アルプスや栃木を経由、神奈川・厚木にある日産テクノロジーセンターに立ち寄ってからスタート地点である英国大使館に戻る。
ドライバーには、全日本F3に参戦するストゥルアン・ムーアをはじめとした著名人や日英企業の代表を迎え、リレー形式でバトンをつなぐ。1番目のドライバーであるムーアは「日本でレーサーとして活動する中で、キャンペーンの親善大使と1番目のドライバーを務めることはとても名誉なこと」と述べ、ツアーを通して日英の絆をより深いものにしたいと意気込みを語った。
日産はイギリスともなじみも深く、東部のサンダーランドに生産拠点を構え、同所の年間生産能力はイタリア全土で生産される数をしのぐもので、リーフも同拠点で生産されている。ツアーを走るリーフはユニオンジャックをあしらった特別なモデルで、公募によって伝統と強いリーダーシップを象徴するイギリスの政治家、ウィンストン・チャーチルにちなみ「サー・ウィンストン」と名付けられた。
出発式で挨拶したティム・ヒッチンズ駐日大使は「リーフはEVなのでCO2排出が無く、イノベーションの精神を携えて日本を走るクルマとしては最適」と、日英研究開発や製造コラボの象徴であるリーフで、キャンペーンを幅広くアピールしたいと語った。
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