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2015/09/28

ジャガー・XFがフルモデルチェンジ ディーゼルを含む7機種を導入

osaki
カーアンドレジャーニュース

ジャガーランドローバージャパンは、フルモデルチェンジしたミドルサイズセダン、XFの受注を9月25日より開始した。同日、都内で行なわれた発表会には、ジャガーブランドのアンバサダーを務めるプロテニスプレイヤー、錦織圭選手をゲストに迎え、トークセッションを行なった。

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新型XFは、ひと目でジャガーとわかるデザイン要素を持ちながらも、ジャガーでは初となるアダプティブフルLEDヘッドライトを採用したほか、フロントオーバーハングを短くすることでセダンでありながら、クーペのようなダイナミックなスタイリングを持つ。フロントバンパーに開口部を設けたことで空力効果を向上させた。

インテリアには、スタイリッシュかつラグジュアリーなデザインを採り入れ、直感的なタッチ操作やホーム画面を自由にカスタマイズできる、新開発の10・2インチ静電式タッチスクリーンを持つインフォテイメントシステム、インコントロール・タッチプロや、デジタルメーターだけでなくドライバー専用のフルスクリーンナビゲーションディスプレイとしても活用できる12・3インチTFTインストルメントクラスターも装備し、利便性を高めている。

ボディは今夏国内導入したXEと同様に、ボディの75%にアルミニウムを採用した軽量モノコックボディを採用し、先代XFと比較して最大190㎏の軽量化を図るとともに、ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションと、インテグラルリンク式リヤサスペンションを組み合わせることで、ねじり剛性を最大28%向上させた。また、前後の重量配分は理想的な50対50とすることで、快適な乗り心地とハンドリングを実現した。

ボディサイズは全長4965㎜(先代比10㎜短縮)、全幅1880㎜×全高1455㎜(同5㎜短縮)、ホイールベース2960㎜(同50㎜延長)とし、これにより後部座席のレッグルームで15㎜、ニールームで24㎜、ヘッドルームで27㎜拡大することでゆとりある室内空間を手に入れた。

パワーユニットは、ガソリンエンジンが直列4気筒2・0㍑ターボ(最高出力240PS/最大トルク340Nm、ピュアとプレステージに搭載)と、V型6気筒3・0㍑スーパーチャージャー(340PS版をRスポーツとポートフォリオに、380PS版をSに搭載/450Nm)がある。ディーゼルエンジン(=インジウム)は直列4気筒2・0㍑ターボ(180PS/430Nm)で、ピュアとプレステージの2グレードを構成する。トランスミッションはいずれもも8速ATだ。

安定したドライビングをサポートする電動パワーステアリングや、滑りやすい路面でも低速の一定速度で走行できるオールサービスフェスプログレスコントロール(APSC)、車間距離を維持するアダプティブクルーズコントロール(ACC)などが標準装備されている。

XFは2007年の発売から全世界で28万台を販売したジャガーブランドの最量販モデルであり。一昨年にコンバーチブルから発売されたFタイプ、昨年にはクーペも追加、今年6月にはXE、そしてこのXF、来年にはSUVのF-PACEも発売され、これでジャガーの新世代モデルのラインアップが完成する。

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【希望小売価格】

[2・0㍑ターボ]598万円~668万円[3・0㍑スーパーチャージャー]969万円~1105万円[2・0㍑ディーゼルターボ]635万円~693万円

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