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2015/10/05

初代500のDNAを継承したコンパクトSUV「500X」新登場

osaki
カーアンドレジャーニュース

●初代500に新たなアレンジを加えた躍動的なスタイル

丸みを帯びたヘッドライト(初代)、ロアグリルの形状(現行)など、新旧500のエクステリアデザイン要素を多く兼ね揃えた。サイドは後方から前方へ下がるウエストラインが堅牢な印象と、優美さ、ダイナミズムを表現した。リヤゲートハンドルは、初代の「自転車サドル型」ナンバープレートライトを想わせるクロームメッキモールを備えた。

インパネのメーターは三つの円形部分に分割され、そのうち中央を大きくメタルトリムを施すことで、初代を彷彿させるレトロなデザインに先進性を融合させた。その中央部分には3・5インチTFTメーターを配し、必要な情報をわかりやすく伝える。また、クラシックなフック形のドアレバーは、先代のインテリアで最も印象的な部分で、室内に高級感をもたらす。助手席前方には冷温機能付きのインストルメントパネルボックスを備え、機能性にも配慮された室内空間となっている。

●ブランド初のトルクオンディマンド式4WD
エンジンは全グレードに直列4気筒1・4㍑マルチエアターボエンジンを搭載し、プラットフォームは同じFCAグループのジープ・レネゲードと共通のものを使用する。

エンジンは共通だが駆動方式でスペックが異なり、FF(6速AT)は最高出力140PS、最大トルク230Nm。4WD(9速AT)は170PS/250Nmとなっている。4WDシステムは、常時FFで必要に応じて後輪に駆動力を分配する、トルクオンディマンド式でフィアットブランド初採用。

このほか、走行状況や路面に応じて三つのモードから選べる、ドライブムードセレクターも標準装備。日常走行やCO2排出量低減を図るオートモード、スポーティなドライビングレスポンスを実現するスポーツモード、滑りやすい路面でグリップを向上させるトラクションモードがある。輸入SUV(4×4)モデルでありながら、200万円台後半からという価格帯も魅力だ。
【希望小売価格】
286万2000円~334万8000円

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