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2015/10/21

「第13回東京都中古自動車査定士技能コンテスト」開催

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

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 一般社団法人 日本自動車査定協会 東京都支所(支所長:金子繁則・ホンダカーズ東京中央会長)は10月8日、メルパルク東京(東京都港区芝公園)で「第13回東京都中古自動車査定士技能コンテスト」を開催した。

 各販売店の代表者からの申請を受けた39名の査定士が出場し、学科試験と実技試験で実力を競った。その結果、最優秀査定士には、日産プリンス東京の田波公一選手が選ばれ、来年開催される「第7回中古自動車査定士技能コンテスト全国大会」へ東京都代表としての出場資格を獲得した。

隔年で開催される同コンテストは、適正査定を通じて査定士の技能・知識向上を図るとともに、査定制度の普及・定着を目的としている。また今回は、査定士協会創立50周年事業の一環として来年開催される「第7回中古自動車査定士技能コンテスト全国大会」への東京都代表選手の選抜も兼ね実施された。

開会式では、大会会長を務めた金子繁則支所長が「年々、中古車事業の重要性が高まっており、適正な査定は販売店の収益を左右するだけでなく、お客様の信頼を得るためにも欠かせない」と、査定士の重要性を説明しながら選手一同にエールを送った。

試験内容は、学科が100点満点、2台のクルマを査定する実技が200点満点/1台で、合計500点満点で順位を決定する。

 コンテストの結果、学科平均は89点、満点は1名。実技平均は147点、最高点は190点。学科の試験問題を作成した五十嵐審査委員長は「学科試験では、毎年100点を取らせない試験を作っているつもりだったが、次回からさらに難しい問題を作れる楽しみが出来た。また、実技では車体側面の修復歴を見落としている方が多く、120分という限られた時間内に前後左右の全てを確認するのは難しかったようだ」と、総評を述べた。

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コンテストの入賞者は次の通り。(敬称略、ゼッケン番号順)

▽最優秀査定士賞=田波公一(日産プリンス東京)▽優秀査定士賞=竹内孝(東京トヨペット)、尾脇正行(東京日産)、関澤毅(ホンダカーズ東京中央)、▽優良査定士賞=吉田善仁(ホンダカーズ東京中央)、村上昌雄(東京トヨペット)、小泉諭志(トヨタ東京カローラ)、青山浩太(東京トヨペット)、多々良賢治(東京トヨペット)

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