ロータス史上最速モデル エヴォーラ400販売開始
osaki
ロータスの国内正規輸入総代理店であるエルシーアイは11月10日、新型「エヴォーラ400」の販売を開始した。新型車は従来モデルのデザインを踏襲しながら、全体の約3分の2以上の装備を一新。新しいアルミ構造のシャシーなどによる軽量化により、ロータス史上最速でパワフルな1台となった。
史上最速を支えるパワートレーンは、新たにスーパーチャージャーと水冷式インタークーラーを備えたV型6気筒3・5ℓエンジンでミッドシップに搭載。スペックは最大出力406PS、最大トルク410Nmに向上し、最大トルクが3000回転から発揮することで0~100㎞/h加速は4・2秒を実現する。
トランスミッションには、ATとMTの2タイプを設定。MT車には新しいクラッチ、軽量フライホイールが採用され、クワイフ製のLSDが標準装備される。AT車は、新しいプログラムが組み込まれ、パドルによる早いシフトチェンジが可能となっている。
軽量化はクルマのあらゆる部分できめ細かく積み上げられた。新設計のコンポジットボディやリヤディフューザー、鍛造アルミホイール、フロントシート(各3㎏)、マグネシウム製ステアリングホイールなどがその一例。車両重量はMT車が1395㎏、AT車が1425㎏と従来型から22㎏の軽量化を実現し、ロータス史上最速の性能を手に入れた。
押出結合のアルミシャシーは改良により、2万7000Nmのねじり剛性を確保しつつ乗降性を向上させた。サイドシルは従来型より43㎜細く、高さは56㎜低くした。さらに、後部座席も従来モデルに比べ広くなったほか、前席が28㎜後方にスライドが可能になったため、乗降性と快適性が向上している。
インテリアは、特徴的な赤いポジションストライプや、表示をより明瞭にした新しい意匠のメーターパネル、エヴォーラ初となるエンジンスタートスイッチなどを採用。ダッシュボードの中央部には、クラリオン製のSDナビゲーションシステムを標準装備し、シートには3種類の表皮を用意し、イタリアのスパルコ製シートを装備した。なお、このモデルは英・ノーフォーク州にあるロータス本社で手作業により組み立てられている。
【希望小売価格】
6MT=1355万4000円/6AT=1406万1600円
自動車業界の情報をさらにチェック→http://www.car-l.co.jp/
Facebookで更新情報をチェック!