第44回 日野自動車全国販売会社サービス技術コンクール開催
matsuguma
日野自動車は10月24日、日野自動車21世紀センターシャノン21(東京都八王子市)で「第44回日野自動車全国販売会社サービス技術コンクール」を開催した。
全国10支部の予選大会で優勝した10チームが支部代表として参加したほか、各支部大会2位の中で上位の成績を残した2チームが特別枠として加わり、計12チーム36名が実力を競った。その結果、宮城日野が3年ぶり5度目の総合優勝に輝いた。また、フロントアドバイザー部門には岐阜日野の川瀬慎二さん、サービスエンジニア部門は広島日野の山成孝弘さん・祖福友作さんペアがそれぞれ1位を獲得した。
同コンクールは、全国の日野販売会社のサービスエンジニアやフロントアドバイザーの技術力向上を目的に1971年から毎年開催されている。競技内容は、日常の業務に近い状況を再現して行なわれた。競技は1チーム3名(フロントアドバイザー1名、サービスエンジニア2名)で行なわれ、お客が販売店に来店し、フロントでの接客応対を審査する“フロント競技”、お客のクルマを預かって不具合箇所の診断や車両点検の的確さを審査する“車両競技”、不具合箇所を整備する“メンテナンス競技”、そして商品や業務に関する知識を問う“学科競技”の4種目を実施。チームとして総合点トップを狙うほか、フロントアドバイザーの接客応対や、サービスエンジニアの迅速なメンテナンスも、それぞれ部門別に評価される。
閉会式では、鈴木専務役員が「現場に必要とされる多様な技術力と接客力が存分に発揮された大会だった。今回の経験を今後の技術力向上やお客様との信頼関係強化に活かすとともに、チーム日野としてのレベルアップに協力していただきたい」と述べ、大会を締めくくった。
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