レクサス、GS Fを新発売
osaki
レクサスは、4ドアスポーツセダン「GS F」を、全国のレクサス販売店を通じて11月25日に発売した。“F”モデルの新型セダン導入は、2007年に発売されたIS F以来8年振りとなる。
GS Fは、同日にマイナーチェンジしたGSをベースモデルとして、エンジン回転の滑らかさとレスポンスの良さをさらに進化させたV8・5.0Lエンジンや、レーザースクリューウェルディングなどの先進技術で強化したボディ剛性などにより、優れた走行性能を実現。さらに、TVDやスポーツモード付VDIM、上下加速度センサー付ABSなどを標準装備することで、高い操縦安定性と走る楽しさを両立させた。また、内外装デザインでは、優れた機能美と上質さを融合させることで、“F”モデルとしてのラグジュアリーな大人のスポーツセダンを演出。また、多面的な安全運転支援を強化するべく予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を採用し、安全・安心に一層配慮した。
直噴機構D-4Sを搭載したV型8気筒5.0Lエンジンは、吸排気バルブの開閉タイミングを制御するVVT-iEの最適化などにより、高出力を実現。エンジン組み立て後に一基ずつエンジン回転バランスを調整し、自然吸気エンジンならではのリニア感やレスポンスの良さを、さらに高次元へと引き上げた。また街中などでの定常走行域では、アトキンソンサイクルとすることで燃費・環境性能も向上した。ダイレクトな加速を味わえるトランスミッションの8-Speed SPDSは、Mポジション選択時には最短0.1秒で変速し、本格的なスポーツ走行を楽しむことが可能で、原音と調整音でサウンドメイキングを行うアクティブサウンドコントロール[ASC]を前後2スピーカーのシステムへと進化させた。エンジン音に加え、排気音も、より迫力のあるサウンドを実現している。
優れたボディ剛性を実現するため、レーザー溶接、スポット打点の増し打ちに加え、高剛性ガラス接着剤、レーザースクリューウェルディングなどレクサス最新のボディ技術を導入。さらにフロントブレース、リヤボディブレースの剛性向上、ボディとの締結構造の追加などを実施し、サーキット走行に対応する強固な骨格を実現した。
エクステリアは、ワイドかつ低重心なスタンスを強調するフロントビュー、大きく張り出したフェンダーフレアなどV8ユニットのハイパフォーマンスを主張するサイドビュー、そして“F”を象徴する4連エキゾーストディフューザーを配置した力強いリヤビューにより、ダイナミズムと機能美を表現。ホイールは、鍛造と三次元切削によって、精緻なスポークがレイヤーで構成された新意匠の19インチ大型アルミホイールを採用した。
フロントシートには、アスリートのボディスーツをモチーフとしたスポーティなデザインと、高いホールド性を実現した表皮一体発泡成型によるハイバックスポーツシートを採用。サーキット走行を楽しめる性能と一般走行での快適さを両立。リヤシートは特徴的な縫製とステッチをそのままに、フロントのハイバックスポーツシートと共通イメージの専用シートを採用した。
また、メーターフード、インストルメントパネル上部、センターコンソール、パームレスト、ドアトリムアームレストの表皮にアルカンターラを採用。プレミアムスポーツとしての機能性とインテリアの質感表現を両立。さらにインストルメントパネル表皮にはレクサススポーツの象徴であるLFAに採用されたLEXUSロゴ入り飾り鋲を4箇所に配置している。
価格は1100万円。
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