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2015/12/25

トヨタ自動車×トヨタメディアサービス「法人向け新テレマティクスサービス」開発

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 

 トヨタ自動車とトヨタメディアサービスはこのほど、カーリースを利用する法人顧客向けに車両運行管理を支援する新テレマティクサービス、TransLog(トランスログ)を開発し、2016年1月20日より全国のトヨタレンタリース店を通じサービス提供を開始する。
 トランスログは、G─BOOK BIZを一新したもので、従来のサービス(運転日報の自動作成、安全・エコ運転診断、危険運転警告など)に加え、さらなるエコ運転機能の効果的な指導に役立つ「ECOドライブサポート・燃費管理」サービスや、ドライブレコーダー機能により、動画と地図データを連動させ運転状況の確認が可能な「危険挙動記録」、勤怠管理や業務担当エリアの見直しに活用可能な「走行軌跡表示」といった新機能が追加され、より充実したサービス内容になっている。
 すでに利用中のリース車両にも一括導入できるよう、従来のリース契約のオプションとして付帯する方法、あるいは機器レンタル方式によるトランスログの単独契約も可能とした契約形態も設定し、エコドライブの推進によるコスト削減や交通事故の防止、さらなる運行管理の効率化に向けた取り組みを支援する。
 なお、「ECOドライブサポート・燃費管理」サービスを提供するにあたり、より安全で安心なサービスとするため、対象車両のCAN(コントローラー・エリア・ネットワーク)から燃費情報を取得するシステムとしている。これは、日本自動車工業会が、診断機接続用コネクターへ燃費情報を取得するための機器など、後付け用品を取り付けると、バッテリー上がりや警告灯点灯などの思わぬトラブルを招く恐れがあると注意喚起していることに対応したもの。

■サービス内容と期待される効果
・ECOドライブサポート・燃費管理
 車両ごとの燃費に基づく評価が手間なく確認でき、運転者にタイムリーなエコ運転の指導が可能。社員一人ひとりのエコドライブ意識の向上が期待される。
・危険挙動記録
 動画と地図データが連動し、いつ、どこで、どんな危険運転があったかを確認することができる。運転状況の確認や運転改善指導に役立つ。
・車両位置・走行軌跡表示
 勤怠管理や運行ルートの無駄を視える化し、担当エリアの見直しに活用できる。
・危険運転警告
 危険運転の内容をすぐに理解でき、その場での運転改善につながる。
・運転日報自動作成
 車両資産の保全に有効。
・安全・エコ運転診断
 レポートをもとに運転者へ継続的に指導することができ、安全・エコ運転の定着につながる。
・車両位置追跡・警備員派遣
 車両資産の保全に有効。

■サービス対象車種
 プロボックス※▽サクシード※▽カローラアクシオ※(HVは対応)▽カローラフィールダー※(同)▽プリウス▽ノア▽ヴォクシー▽エスクァイア▽アクア▽ヴィッツ※▽パッソ※▽ピクシス バン※▽ピクシス エポック※▽ダイハツ・ハイゼット カーゴ※▽ダイハツ・ミラ イース※▽※=ECOドライブサポート・燃費管理サービス非対応車種

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