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2016/01/11

ルノー・日産アライアンス、今後4年間で自動運転技術を10モデル以上に採用

osaki
カーアンドレジャーニュース

ルノー・日産アライアンスは、今後4年間で自動運転技術を10モデル以上に採用すると発表。2020年までに日本、欧州、米国、中国における主力車種に採用する予定としている。

ルノー・日産アライアンスのカルロス ゴーン会長兼CEOは、「我々はモビリティ社会から不幸な事故をなくす『ゼロ・フェイタリティ』と、持続的なクルマ社会の実現に向けた『ゼロ・エミッション』を2つのビジョンとして掲げています。その実現に向け、我々は量販車種への採用を目指し、自動運転技術とコネクティビティ技術の開発を進めています」と述べた。

今後の計画として、今年に高速道路上の単一レーンで安全な自動運転を可能にする技術を投入する。2018年には、危険回避や車線変更を自動的に行う、複数レーンでの自動運転技術を導入し、2020年までに、交差点を含む一般道でドライバーが運転に介入しない自動運転技術を導入する予定としている。また、アライアンスの自動運転技術は、ドライバーの意思で自動運転モードのオン・オフが可能としている。

コネクティビティのエリアでは、遠隔でクルマとのやり取りができるモバイル端末向けの新アプリを今年の後半に投入する予定。また、2017年には「アライアンス・マルチメディア・システム」と呼ばれる、スマートフォンと連動する機能や無線で地図情報を更新することもできるナビゲーションシステムを導入する。さらに、2018年には、新型の「バーチャル・パーソナル・アシスタント」機能をサポートする専用のコネクティビティ プラットフォームを個人および法人向けに投入する予定となっている。

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