フォルクスワーゲン 「ゴルフ トゥーラン」をフルモデルチェンジ
osaki
フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、7 人乗りのコンパクトMPV「ゴルフ トゥーラン」を11 年ぶりにフルモデルチェンジし発売した。
新型のボディサイズは、全長4535mm(従来型比+130mm)、全幅1830mm(従来型比+35mm)、全高1640〜1670mm(従来型比0〜−30mm)。従来型に比べてボディはより長く幅広くなるとともにホイールベース(従来型比+110mm)も伸びて、よりスマートでスタイリッシュなプロポーションとなるとともに、従来よりも広い室内空間を実現した。
徹底した軽量設計と、ミニバンとしては画期的なCd 値0.296 のエアロダイナミクス、さらに新開発のオールアルミ製1.4ℓ TSI エンジンは、最高出力が従来型よりも10PS 増え、150PS/5000~6000rpm、最大トルクは従来型よりも30Nm 大きく250Nm/1500~3500rpm となり、コンパクトMPV では、トップクラスのパフォーマンスを実現した。このエンジンと7 速DSG の組み合わせなどにより、燃料消費率を従来の15.0km/ℓ から18.5km/ℓ と、従来よりも23 パーセントも改善することに成功した。
高いユーティリティを備えた室内で、キーとなるメカニズムはフラットフォールドシートだ。これにより、2 列目および3 列目の最大5 座の独立シートとフロント助手席のバックレストを、簡単な
操作により全て折り畳んで、段差のないひとつながりのラゲッジフロアを得ることができます(助手席バックレストまで倒せるのはコンフォートラインとハイラインのみ)。ラゲージスペースは、3 列目シートだけ畳んだ5人乗りの状態で最大917ℓ、さらに2列目シートも畳んでフロントシートから後ろの部分をすべてラゲージスペースとして使うと最大1857ℓ の大容量になる。居住性の面では、従来型と比べて2 列目シートの前後スライド幅が40mm 増え、3 列目シートはレッグスペースが54mm も拡大されました。ドア開口部が拡がり、2列目の左右(外側)シートにワンタッチで前方にスライドする「イージーエントリー機能」を採用したことで、3列目シートの乗り降りもこれまで以上に容易になった。
安全装備面では新たに安全運転をサポートする『アダプティブクルーズコントロール ”ACC”』や『レーンキープアシストシステム”Lane Assist”』、ドライバーへの注意喚起を促す『ドライバー疲労検知システム』、万が一の衝突に備える『プロアクティブ・オキュパント・プロテクション』、衝突回避をサポートする『プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”』、衝突被害を軽減する『9 つのエアバッグ』や『インテグレーテッドチャイルドシート(後席一体型チャイルドシート)』、歩行者保護を目的とした『アクティブボンネット』、そして二次被害の防止を目的とした『ポストコリジョンブレーキシステム』といったフォルクスワーゲン独自の最新安全テクノロジーを全車に標準もしくはオプションで設定した。
【希望小売価格】
TSI トレンドライン=284万7000円▽TSI コンフォートライン=317万円▽TSI ハイライン376万9000円
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