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2016/01/14

BMW 「M2クーペ」の予約注文受付を開始

osaki
カーアンドレジャーニュース

ビー・エム・ダブリューは、M2(エム・ツー)クーペの注文受付を開始すると発表した。納車は、2016年5月からを予定している。

BMWの高性能モデルを手掛けるBMW M社が開発した新型BMW M2クーペは、1985年に登場し高性能スポーツ・カーのベンチマークを確立した「初代BMW M3(エム・スリー)」と、1973年に誕生しそのスポーティで美しいデザインと卓越した運動性能により名を馳せた「BMW 2002(ニー・マル・マル・ニー)ターボ」の伝統を引き継ぐ、最もコンパクトなBMW Mモデルとなる。

パワーユニットは、ツインスクロール方式のターボ・チャージャーに、高精度ダイレクト・インジェクション・システム、ダブルVANOS、そして、バルブトロニックを組み合わせた新開発3リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載。最高出力272kW(370ps)を6,500rpmで発揮、最大トルク465Nm(47.4kgm)は1,400rpmの低回転から5,560rpmまでの広い回転域で一定して発生され、アクセルを踏み込んだ直後から高回転に至るまで、力強い加速と鋭いレスポンスをもたらす。また、BMW M2クーペ用に最適化されたトップリングを組み込んだピストンや、クランクシャフトのメイン・ベアリング、スパーク・プラグはBMW M4クーペとコンポーネントを共有し、高回転域での性能を向上、サーキットにおける最高のパフォーマンスを実現する。

M4クーペと共通のアルミニウム製フロント/リヤ・アクスルを搭載し、優れた剛性とバネ下重量の軽量化を実現したM2クーペ専用サスペンション・システムを採用。ダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式フロント・サスペンションには、コントロール・アームやホイール・キャリア、アクスル・キャリアなどに軽量アルミニウムを採用し、スチール製に比べ約5kgの軽量化を実現した。5リンク式リヤ・サスペンションは、コントロール・アームとホイール・キャリア全てを鍛造アルミニウム製とすることで、スチール製に比べ約3kgの軽量化に貢献する。BMW Mモデルならではのダイナミックな走り、高い効率、そして、日常での走行に求められる優れた快適性の全てを実現した7速M DCT Drivelogic(エム・ディーシーティー・ドライブロジック): シフト・チェンジの最中においても、トラクションを失うことなく途切れることのない加速を実現すると同時に、シフト・ショックをほとんど感じさせることのない快適なシフト・チェンジが可能となっている。

エクステリアは、モータースポーツの歴史に名を刻む伝説的なレーシング・カー「BMW 3.0 CSL(サン・テンゼロ・シー・エス・エル)」を彷彿とさせるフロント・スポイラーには台形のブレードと大型エア・インテークを備え、優れた空力性能とハイ・パフォーマンス・エンジンおよびブレーキのための高い冷却効果を提供するとともに、圧倒的に力強いフロント・フェイスを強調する。

インテリアにおいては、サーキットでの過酷な走行状況においてもドライバーの意図を確実にマシンに伝えるため、あらゆる装備が人間工学に基づいて設計。電動調節機能付サイド・サポートを備えたシート・バックがコーナリング時に身体をしっかりと支えるスポーツ・シート(運転席&助手席)、厚みのあるリムと親指がフィットする特徴的な形状により確実なグリップをもたらすマルチファンクションMスポーツ・レザー・ステアリング・ホイールを標準装備した。

価格は770万円。

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