世界最高峰のサーカス・エンターテインンメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユによる日本公演最新作「ダイハツ　トーテム」の東京公演が２月３日、お台場の特設会場で開幕（６月26日まで）。その後、来年にかけて大阪、名古屋、福岡、仙台の各地で公演が行なわれる予定だ。

東京公演に先立つ公開リハーサルでは、トランポリンで宙を舞い鉄棒から鉄棒へと飛び移る、オープニングの「カラペース」をはじめ、直径１・８ｍの小さな台座の上をローラースケートを履いた男女が互いを結びつけ高速回転する「ローラー・スケート」など、アクロバティックな演目が披露されるたびに、観客からは歓声が沸き起こった。

トーテムは、演目ごとに人類の進化に込められたテーマを表現。２０１０年の初演以来、イギリス、アメリカなど７カ国33都市で約２０００回上演され、世界中で４００万人以上を魅了してきた。

演出は、ラスベガス大ヒット中のシルク・ドゥ・ソレイユの常設公演「ＫＡ」を手掛けたロベール・ルパージュ。プロジェクションマッピングや可動式のステージという最新テクノロジーを用いた〝映像の魔術師〟といわれるロベールらしい舞台となっている。

また、衣装デザインを手掛けるのは映画「アメイジング・スパイダーマン」や「マトリックス」シリーズで独自の世界観を創り出しているキム・バレット。出演者一人ひとりに合わせて手作りされた衣装の総数は７５０着にのぼる。さらに劇中で披露されるミュージシャンたちによる生演奏と歌声が、作品に一体感と彩りを与える。

【公演概要】

東京公演＝２０１６年２月３日（水）～６月26日（日）▽大阪公演＝７月14日（木）～10月12日（水）▽名古屋公演＝11月10日（木）～２０１７年１月15日（日）▽福岡公演＝２月～▽仙台公演＝４月～

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