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2016/02/12

【ジャパンキャンピングカーショー2016特集】キャンパー鹿児島・BOSSコンセプトモデル

osaki
カーアンドレジャーニュース

車載用リチウムイオン蓄電池システム「KULOS(クロス)」や家具職人による完全オリジナルの内装品など、技術力に定評がある「キャンパー鹿児島」。今回の「ジャパンキャンピングカーショー2016」では、同社のフラッグシップモデルとも言える「rem second act KULOS Ver」のほか、“書斎”と“オフィス”という各テーマをもった2台のコンセプトモデルを出展。キャンピングカーの枠に留まらない新たなジャンルを提案する、キャンパー鹿児島のブースに注目だ。

■BOSS コンセプトモデル

トヨタ・ハイエース・スーパーロング・ワイドボディをベースにした「BOSS(ボス)」は、仕事をバリバリこなすビジネスマンのための“移動する書斎”をコンセプトに、室内をビジネススペースとベッドスペースで構成した新ジャンルのモデルとして誕生した。

ビジネススペースには、日本で初めてソファベッドを開発した「シノハラ製作所」が開発したキャプテンシートを配置。ブラックレザーをあしらったこのシートは、優れた座り心地だけでなく、後ろに体を倒すと座面が前にスライドする構造によって、快適性も高めている。キャプテンシートを囲むように設えられたL字型のデスクは十分なスペースが与えられ、デスクライトやコンセントも完備。室内にはLEDの間接照明を効果的に配し、家具職人が手掛けた落ち着いたデザインの専用家具も採用。車内にいながら執務に集中できる環境が整えられている。

 

キャプテンシートの後方にはシンクを備え、その足元には40ℓの冷蔵庫を設置。また、シンクの対面にはクッション性に優れた特注のシートを採用し、応接間のようなスペースを確保し、商談相手やゲストへのもてなしにも配慮された設計がなされている。 

 

 

 

リヤのベッドスペースには、2名就寝が可能となるベッドを展開させることも可能。安眠を追求したレムシリーズと同じマットレスが、快適な睡眠をもたらす。

 

■特別なカラーを纏ったBOSSのコンセプトモデル 

 

今回のジャパンキャンピングカーショーでは、このボスをベースにしたコンセプトモデルが出展される。同モデルで特徴的なポイントはボディカラーだ。フィアットとアパレルブランドのディーゼルがコラボレーションし、2009年に発売された「フィアット500C by ディーゼル」で採用されていたディーゼルグリーンと同じカラーを採用。このボディカラーは、ディーゼルのレンツォ・ロッソ社長が所有するジェット機から発想を得たという。バンコンにありがちなホワイトやシルバーのボディカラーとは一線を画すコンセプトモデルは、ショー会場の展示車両の中でも異彩を放つ一台になりそうだ。

 

このほかにも外装においては、スワロフスキーをあしらったエンブレムマークやボディと同色の塗装を施したグリル、デイライト機能を持ったヘッドライトを搭載するなど、ベースモデルから大きくスタイルを刷新。リヤランプには奥行きがあるように見えるデザインを採用するなど、ボディカラーだけでなく、外装全体にも注目したい。

 

室内のレイアウトはベース車両と大きく変わらないが、リヤハッチを開けたところに引き出し式のテーブルを付け、利便性を向上させた。さらに、キャプテンシートのカラーをブラックからワインレッドのレザーに変更。ボスが持つ重厚な雰囲気に加え、艶やかな色気を漂わせる特別なモデルに仕上がっている。

【車両概要】

ベース車両:トヨタ・ハイエース/レジアスエース・スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ

乗員定員/就寝人数:5名/2名

登録ナンバー:8

全長×全幅×全高:5385㎜×1930㎜×2400㎜

ジャパンキャンピングカーショー2016特集 トップページ→http://www.car-l.net/dcmsadm/blog-preview/index/blogNum/1130

 

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