【ジャパンキャンピングカーショー2016特集】バンレボ・VRシリーズ
osaki
「VanRevo」(バンレボ)ブランドの主力モデルとして販売する「VR(Van Revolution)」は、車中泊やレジャーをはじめ、普段使いからトランスポーターまで、さまざまなニーズに1台で応える欲張りなモデルだ。
同シリーズは現在、トヨタ・ハイエース/レジアスエースと日産・NV350キャラバンをベースに、2列シートで5〜6名乗車ができる「タイプ1」と、3列シートで7〜9名乗車の「タイプ2」の2つのフロア形状を採用。さらにハイエース/レジアスエースベースでは7タイプ、日産・NV350キャラバンベースでは3タイプのボディ形状に対応した、豊富なラインアップを取り揃えている。
駐車場の制約などで大きいクルマが置けない都市部では、小回りが効くサイズ感を持つモデルが好まれる。その中で、同シリーズの原点でもあるロングボディ、標準幅、標準ルーフの「VR470 タイプ1」、そして乗車人数を増やした「タイプ2」は、扱いやすさの点でベストといえるモデルだ。タイプ1の室内には、セカンドシートにゆったりサイズのREVOシートを採用し、走行時は前向き乗車、シートを後ろ向きに展開すればリヤベンチと組み合わせて対面のテーブル展開が可能となっている。
さらに、標準ルーフでも上段で大人が就寝できる2段ベッド展開を実現、普段は子供の塾帰りなど自転車を積んでの送迎も楽々こなす。タイダウンフックや移動式のフックを備えた天井端のガレージバーによって自転車やバイクをしっかり固定できるので、趣味のツールとしても活躍。日常での使い勝手を犠牲にすることなく、車中泊からオートキャンプまで多目的に活用できるのが、VRシリーズ最大の特徴となっている。
VRのバリエーションは、各ベース車のサイズ違いによって名称も異なる。「480」はロングボディー・ワイド幅、「510・520・540」はスーパーロングをベースにしている。また、名称に「h」が付くモデルはハイルーフ仕様、「p」はポップアップルーフとなっている。
さらに、クルマの大きさや運転のしやすさがこれまで乗っていた普通乗用車とあまり変わらないことに加え、架装費用を抑えた4ナンバー(小型貨物自動車)登録とすることで、手ごろな価格を実現しているのもうれしいポイントだ。
VRシリーズのVR470タイプ1は、キャンピングカーライフを紹介する月刊誌「オートキャンパー」誌上において、長期のテスト車両に選ばれている。同誌に選ばれるキャンピングカーは、いわばキャンピングカーの専門家に認められたモデルとして“信頼性の高いクルマ”として見られ、実際に同モデルは車中泊モデルのロングセラーとして不動の人気を誇っている。
また、「VR 25th Anniversary」として販売していたバンテック新潟創業25周年記念特別仕様車が、オートキャンパー連載記念車として継続販売中。同車は、カーナビ&ETC車載ユットや断熱・防音施工、バッテリーシステムなどの充実した装備を搭載。買い得感のある限定価格で買えるのは長期テスト期間中のみなので、早めにチェックしよう。
【車両概要】
ベース車両:トヨタ・ハイエース/レジアスエース/日産・NV350キャラバン
乗車定員/就寝人数:5〜6名/5名※
登録ナンバー:4※
全長×全幅×全高:4695㎜×1695㎜×1980㎜※
価格:318万6000円〜(税込)※
※表示はタイプ1。乗車定員、登録ナンバー、車両サイズ、価格帯は、ベース車両の各ボディタイプや仕様によって異なる
ジャパンキャンピングカーショー2016特集 トップページ→http://www.car-l.net/dcmsadm/blog-preview/index/blogNum/1130
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