カーアンドレジャーニュース > シンプルだけど高品質 フラッグシップに相応しい静粛性と乗り心地 フォルクスワーゲン・パサート ハイライン試乗記
2016/02/22
シンプルだけど高品質 フラッグシップに相応しい静粛性と乗り心地 フォルクスワーゲン・パサート ハイライン試乗記
osaki
フォルクスワーゲン(VW)のフラッグシップセダン、パサートは、VWの新モジュラー戦略「MQB」に基づくシャシーやデザインが採用された。VWが得意とするダウンサイジングユニット、1・4㍑TSIエンジン(最高出力150PS、最大トルク250Nm)を搭載。結果、JC08モード燃費は20・4㎞/㍑と、コンパクトモデル並みの低燃費を実現した。
試乗車は装備充実のハイライン。内外装デザインは、華美な加飾に頼ることなく高い質感を表現している。外装は鋭く刻まれたキャラクターラインにより〝深み〟が増している。内装はインパネ上の横一直線のラインが印象的で、随所のクローム処理やナパレザーのシートが高級感を漂わせる。
走り出しはゆったりしたものだったが、速度が上がるにつれフラッグシップらしさが顔をのぞかせた。特にロードノイズや風切り音は低く抑えられ、車内の会話も弾む。路面の凹凸通過も上手にいなし、フラット感が極めて高い乗り心地が味わえた。
また、ベースグレード(329万円~)でも、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールをはじめ、世界初採用を含む10アイテムの先進安全装備を標準装備し、国産上級セダンと十分対抗できる価格設定も大きな魅力のひとつといえるだろう。
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